令和元年度 【優秀賞】 施 叡瞳さん (船橋駅前教室・小3)
憧れの人
私は深い海に暮らしている青色の小魚です。今日は私の誕生日です。何のプレゼントをもらえるかな~わくわくしています。その時、水面から一枚の手紙がおちてきました。開けてみると、とてもうれしいことが書いてありました。次の日曜日にぜひ「バースデイジュエルパリス」へおこしください。この手紙を読んだ私はわくわくになってその日をまっていました。
お約束の日がやって来ました。朝ごはんを食べてママが用意してくれたサファイヤのマーメイドラインのドレスに着替えて一人で泳いで行きました。
おしろの外で、あの手紙を書いてくれたマリーナという人魚姫が私をまっていました。マリーナは私の手をつなぎ、おしろをあんないしてくれました。人魚姫たちのダンスレッスンの様子を見ていました。みんなのしせいがよく、とてもきれいでした。ダンス教室を通り、人魚姫しか行けない図書かんもつれてくれました。たくさんのうごく映画のような本があって、私がここがとっても好きでした。そこでマリーナは人魚姫の言葉を私に教えてくれました。人魚のれきしのお話もきかせてくれました。その後は、ほかの人魚姫といっしょにパーティーを楽しんでいました。あっというまにおわかれの時間になって、マリーナは私に人魚姫話のテキストと、キラキラむらさき色のネックレスをくれました。人魚姫たちとマリーナは私に“さようなら~!”と言って、とつぜん、私が自分の家にもどって来ました。
ゆめのような一日でした。人魚姫話の本と、ネックレスのプレゼントは、えいえんなおたからものになりました。いっぱいべんきょうして、またいつかあのキラキラおしろにいるおしゃれな人魚姫たちに会いに行きたいと思っています。