七田をやっていてよかったこと
「七田をやっていてよかったこと。」
渡井 幸代
「真歩さんは、本当に右脳っこですね。」
どの教室の先生方にも、よく言っていただいた言葉です。七田に通い続けて十一年間、娘は一度もやめたいと言ったことはありません。親子で楽しく通わせていただきました。
娘にとってよかったのはもちろんですが、七田は、親の私にも、なくてはならない存在でした。どんなに助けられたことでしょう。私にとって、七田に助けられたことは3つあります。まず一点目は、「認めて褒めて愛して育てる」という教育方針です。これを知らなかったら、私は必要以上に子供を追い詰め、怒り続けていたかもしれません。もちろん、それでも怒りすぎてしまうことはあるのですが、その度に、子供に謝罪し、軌道修正することができました。二点目は、子育てに悩んだ時に、先生方に相談ができたことです。娘は、幼児の頃から他の子と同じことをするのが嫌いで、発想も独創的、我が子ながらこの子は面白いとほほえましくおもったものです。しかし、幼稚園に入った頃から、その性格が私を悩ませることになりました。他の子と違う点で先生に理解されなかったり、誤解されてしまい、たくさん悩みました。そんな時は、母親講座で、他のお母さん方の悩みも聞くことができ、大変なのは自分だけじゃないと勇気づけられたこともしばしばありました。さらに、寺下先生に教えていただき、エニアグラムです。自分自身、子供のタイプを知ることで、違うタイプだから、分かり合えないことがあると、子育ての悩みが少し解消されました。三点目は、子供達だけでなく、母親の頑張りも、先生方は褒めて下さいました。自分を褒めるノートを作成し、前向きになれたものです。
六年間の間は、途中受験の為お休みしていました。受験後、思うような結果で終えられなかった彼女にとって、引きこもって、七田教室に報告に行くのも嫌がっていた時期があります。そして落ち着いてから七田に報告に行き、先生方に再会した時の娘の顔は忘れられません。先生方んい会って抱きしめてもらったことで娘の表情がほころんだのです。やっぱり、最後まで七田を辞めなくてよかったと心から思う瞬間でした。
いつも娘を見守って下さった先生方、今まで本当に有難うございました。