2020年度修了作文 【高学年(4〜6年)の部 最優秀賞】 S・Sさん (船橋駅前教室 小学生コース)
将来、どんな人になりたいか
私の将来の夢は、私のお婆ちゃんみたいな国際放送のアナウンサーになることです。何故かと言うと 私は急に亡くなった お婆ちゃんと お約束したのです。それは私しか知らない秘密なことです。
ある日、私は疲れて ぐすり寝てました。暫くすると自分は華やかなトンネルに入って凄いスピードでとんでました。出口の眩しい光の下で大好きなお婆ちゃんがお菓子をもって、私を待っていてくれました。お婆ちゃんは私を連れて、ある大きい建物に入りました。明るいガラス二面の部屋の前に お婆ちゃんの姿が見えました。お婆ちゃんはイヤフォンを点けて大きいマイクの前に座って、紙を見ながら みんなにお話していました。
そう!これは お婆ちゃんのお仕事の場所です。
その時は お婆ちゃんは国際放送のアナウンサーでした。毎日マイクを通じて世界中に外国語でニュースを放送していました。いつか お婆ちゃんみたいにマイクで、話したいです。でも、お婆ちゃんは その部屋に入らせてくれません。お婆ちゃんは いつも仕事が終って部屋から出て私に「さとみが大きくなったら、さとみの放送での声を お婆ちゃんに聞かせてね」と やさしく話してくれました。それを聞いて私もニコニコしてました。
その時、突然私の目が明るくなって、ママの声が聞こえて来ました。「さとみ、早く起きて。遅刻になるよ!」と。朝になりました。やっぱり さっきは夢で、またお婆ちゃんに会いました。
お婆ちゃんが亡くなって もう三年も経ちました。ときどき夢でお婆ちゃんに会えるのは私の一つの幸せになってます。そして、お婆ちゃんと同じアナウンサーになる約束も私の大きな夢です。
今日も元気で がんばりましょう!「ママ、お早う!」