【卒業作文】七田は子どもと向き合う場~保護者編~
2016年3月七田式寺下グループを卒業された生徒・保護者の皆様からの
『卒業作文』を紹介させて頂きます。
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七田は子どもと向き合う場
七田式船橋駅前教室 M・H母
七田を5歳から始め、七田は私にとって息子と向き合う機会の時間でした。
通い始めた頃、私は一人っ子の男の子の母親としてどういうふうに育てて良いのもか、悩んでいました。色々な育児書を読んだり、幼稚園の男の子がいるお母さん達に相談しましたが、これといって満足いくような事はありませんでした。息子は一人っ子特有のマイペース。性格はとてもやさしく、なかなか自分の意見を前に前に出す子ではなかったのです。
そんな息子がとても歯がゆくて、私は「どうして言えないの?もっとしっかりして」など怒ったり口うるさく言っていました。しかし教室での先生のお話しは、「その子その子の性格がある。まず、それを受け入れて、誉めて、認めてあげて下さい。」と。「怒りたい気持ちがあっても、ひと呼吸置いて」と。頭ではわかっていてもなかなか思うようにはいきません。それでも少しずつ「この子はこういう子」なんだと認めるようになりました。
授業の後の母親教室では、随分救われました。そこでは、色々なお子さんの悩みが私が思っている以上に、たくさんありました。本当に人それぞれで、私の悩みなどすごく小さいものに感じました。他のお母様のアドバイスや先生のお話などは、息子だけではなく、私にもとても良い影響を与えて下さったと思います。その一つにエニアグラムというものがありました。それを知ってからは、自分の子供だけではなく、自分自身をより深く知り、夫や友人との関わり方など理解できるようになりました。子供が受験をすると言ってからは、口で言うのと態度がまったく違く、イライラもつのり、爆発させてしまう事もありましたが、ふと、エニアグラムの事を思い出し、『この子はタイプ9番。焦らせてはいけない。辛抱強く待たせなくてはならない。ガミガミ口うるさく言わない。やる気スイッチは自分で押すだろう』と自分に言い聞かせて、なんとか受験を乗り越える事ができました。これも七田に通い、息子だけではなく、私自身も成長し、一緒に学べた事が、とても幸せな事だと思います。七田に出会えた事、先生には本当に感謝しております。ありがとうございました。拙い文章で長々と申し訳ございませんでした。