七田式寺下グループ(葛西・新浦安・船橋駅前・津田沼・千葉駅前)の公式ブログです。

小学生コースでは、1ヶ月に一人ずつ偉人の紙芝居を見て、その人物の生き方から様々なことを感じてもらい、「世の中の役に立つ人間になる」という志を高く持てるようになる【人間学】という取り組みがあります。

人間学紙芝居

本日は、千葉駅前教室の小学3年生のレッスンの中での、心温まる様子をレポートします。

七田式千葉駅前教室 武藤先生より

千葉駅前教室の小学3年生クラスでの出来事。この日の人間学の紙芝居は「クラーク博士」でした。

紙芝居を読み終え、「クラーク先生はどんな気持ちで日本に来たでしょうか」の問いに、どう答えたものか2人のこどもたちは考えあぐねている様子。

そこで、今とその当時の日本の違いを少し話し、外国からどう見られていたかをイメージしてもらい「自分だったらどんな気持ち?」と聞くと、やっと鉛筆が走り始めました。

ようやく書き上げたYくん、満足そうな表情をしているので聞いてみると、こんなやりとりになりました。

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Yくん:「きっとさぁ、クラーク先生は生徒に『人の役に立つ人になってもらいたい』と思って(日本に)来たんだと思う。」

先生:「どうしてそう思ったの?」

Yくん:「だって大変だもの」

先生:「?」

Yくん:「何処かのよくわからない島に行くのだって大変なことなのに、すごい気持ちがないと(日本に)来れないよ」

先生:「Yくんだったらそう思って来る?」

Yくん:「うん!来る!!」

 

すごい!思わず感動でうるっときながら拍手していると、横でRくんも大きく拍手。

「それって、『大志』?」とRくん。Yくんの『すごい気持ち』をしっかりと理解していたんです!!

「そうだね~」と言っている私を尻目に、サラサラと書き出した文章は「クラーク先生も大志を持って日本に来たんだよ!」でした。

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なんて素晴らしい子たちなのでしょう!!

漠然としていたものを、考え、言葉に変えて行くことで自分のものにしていく。

正に腑に落ちる瞬間を見せていただきました。これからもどんな素敵な言葉が出てくるのか、ワクワクが止まりません!!   

子どもたち