新年度が始まり1ヶ月が過ぎた5月より前期の面談が始まりました。
担当の生徒さんのご父兄全員とゆっくりお話しできる貴重な機会です。
あるお母様からとてもいいお話をお聞きしました。
お姉ちゃまと弟さんが小学生・幼児コースと英語コースを、ダブルで受講して下さっているご家庭です。
上のお子様はとても暗唱が得意で入室以来暗唱を頑張ってこられ、今では英語の暗唱も2~3回CDを聞けばほぼ覚えてしまうそうです。(発音も完璧!)
七田の成果を実感して下さり、弟さんも同じように成長なさるかなと思っていたそうですが、弟さんはお姉ちゃまの様にはいかず、違いに戸惑ったそうです。
そこからがお母様の素晴らしいところで、「なんでお姉ちゃんのように出来ないの!」とイライラすることもなく、弟さんに合う暗唱の練習方法を色々試し、彼はコツコツ積み上げていく気質だと判断。
お姉ちゃまとは違う方法で暗唱に取り組まれているそうです。
弟さんの英語の暗唱も順調そのものなのでそんなご苦労をされているとは思ってもいませんでした。
タイプにあった違う方法でそれぞれのお子様に接するのは、一見普通のことのように思われるかもしれませんが、それがどんなに難しいことか子育て中のお母様なら誰もが経験されているかと思います。
それぞれのお子様のタイプだけでなく、そのお母様は自分とお子様達との違いも認識し、お子様を理解出来るようになってきたとお話をして下さいました。
「違いを認識して理解する」このことは講師として、また母親としてもいつも心に留めていかなくてはと思います。
ご父兄との面談は、今回ご紹介したお母様だけでなく、全てのお母様、お父様から色々教えて頂ける大切な機会でもあるなと実感したエピソードでした。
七田式船橋駅前教室 石原先生より