幼児クラスではレッスンの最初に生徒さんに名前、お誕生日、歳と学年別に色々な質問をします。

年少前の生徒さんはみんなの前で発表するのが恥ずかしくて、もじもじしながらお母さんと一緒に頑張って応えてくれます。

年少くらいになると自分で考えた事を言えるようになってきます。

それでも子供達は突然の質問に対して瞬時に考えをまとめて応えないといけないので大変です。

ある週の年中クラス。

このクラスはレッスンに保護者さまは入らず、生徒さんだけのレッスンになります。

今週は「もしも魔法使いになったら」っと言う質問でした。

子供達は「えっ」っと一瞬戸惑った顔をしました。

「ん~空を飛びたいかなあ」っとRちゃん。

「小さいものを大きくしてみたい」っとM君。

皆んなその応えにびっくり!

「えっ、何を大きくするの~」っとS君。

M君は特に何を大きくしてみたいかは決めていなかったらしく困った顔をしました。

「蟻がこ~んなに大きくなったらどうする??」R君が手を広げて見せます。

すると女の子達が「キャー」皆んなで大笑い。

R君の番

「泣いている人のところへ行きたいです」

「え~・・」

「なんで泣いている人のところへ行きたいの?」っと聴くと

「可哀想だから」講師の私もお友達もびっくり。

一瞬涙が溢れそうになりました。

本当に心が育ってくれているのだなあ~ととても嬉しくなりました。

七田式津田沼教室  佐野先生より