「ママ、抱っこして!」「先生!抱っこしてー。」と甘えん坊のH君です。

例えば幼稚園のお迎えが1番最後だった日なんて。

お教室に来てからもずっとママから離れようとしません。

「お友達みんなはちゃんと1人で椅子に座ってるよ!」と前に促されてもH君は大好きなママのお膝から降りようとはしません。

そんな彼ですがしっかりとお兄さんの心が育っている場面を目撃できました!

先日同じクラスのお友達の妹さんがヨチヨチあっちへこっちへ歩き回って何か手に取れる物を探していました。

でもH君を含め、そのクラスの子供達は自身も幼い為に貸してあげる、、というよりは大切な物を触られちゃう!

取られちゃう!の気持ちから「ダメ!」と言っては物を高いところに避けたりしていました。

そんな中、H君は顔を覗き込んでニコッと微笑む彼女に微笑み返し、そしてなにやらゴソゴソと彼のバックから取り出そうとしていました。

先生に見つからないように。私の目を盗んでタイミングを計って出そうとしています!

見えないふりをしていると、カバンの中から幼稚園で作ったであろう紙飛行機を出しました。

でも飛行機の先っぽは尖っています。

すると、なんと、、

その尖った部分を机の下で折ってから渡していたのです!

なんて優しい心遣いなんだろう!と感心です。

H君はきっと幼稚園やママの居ない所では、こうして自分なりにできる心くばりをしているのでしょう。

子供達が外に出た時にこうして周りを思いやれる。他人にやさしくできる。

これはご家庭でしっかりとした揺るぎない愛情があってこそだと思います。

ママのお膝はこれからもしばらくH君の特等席です!

しっかりとお膝で充電をしながら、たくましくやさしく成長してほしい、と思いました。

七田式千葉駅前教室 小山先生より