小学3年生のAくんは、とても明るくて、みんなを笑わせることが大好きです。

レッスンが始まる前も、いろんなところにかくれていたり、おもしろいことをして、みんなを笑わせたり、レッスン中もおもしろいことを言って、クラスを明るくしてくれます

先日、「Aくんは、学校でもそんなに、みんなを笑わせて、明るいの?」と聞いたら、「うーうん、学校では、僕はしないよ、学校では、ぼくは静かなんだよ。」と言いました。

びっくりして、「どうして?」と聞くと「ぼくは、七田が大好きだから。」と言いました。

またまた、びっくりしました。

なぜかと言うと、Aくんは、いつものレッスンで、100マス計算があると、「わぁ、たくさんあって、大変だなぁ」とか短文記憶で、長い文章を書き出さないといけないときも、「全部覚えたんだけど、書くのめんどくさいなぁ。全部口で言ってもいい?」などと、言っていたんです。

そのたびに、「Aくんなら、すぐできるよ」「Aくんなら、ぱぱっと書けちゃうよ」などと、はげましながら、やっていたので、「もしかしたら、Aくんは、七田は大変なところって思っているかなぁ」と私は、勝手に思ってしまっていたのです。

そんなAくんから「ぼくは、七田が大好きだから。」という言葉を聞けて、勝手な思い込みをしていた私は、びっくりして、とても反省して、そして、なによりとてもうれしかったです。

それから、Aくんの良いところは、妹のSちゃんと家族が大好きなところです。

レッスンが終わると、すぐにSちゃんのところに行って、だっこします。

だっこして、みんなのところに連れてきて、「Sちゃんって、○○なんだよー、かわいいでしょう」などと言って、Sちゃんをみんなの仲間に入れてくれます。

本当に仲良し兄妹で、見ていてほほえましいです。

そして、Aくんは、家族も大好きです

先日のレッスンで、「当たり前だけど、とても幸せなことは何ですか?」という質問にAくんは、「恥ずかしいから言わない。」と言ったんですが、テキストには「家族が最高!」って書いてありました

Aくんは、ご家族の愛情をいっぱい受けて、幸せに育っているんだなぁと思いました。

またAくんは、お父さまとお母さまの愛情に感謝して育っているんだなぁ。と感動しました。

そんなふうにご両親の愛情をたっぷり受け取っているからこそ、妹のSちゃんにも優しいんだと確信しました。

先週の記憶の取り組みでは、Aくんは、長文を全部書き出して「先生、全部書けたよ!」と言って見せてくれました。

「Aくん、すごいね!お母さん喜ぶね!」と言ったら、恥ずかしそうな笑顔で、「うん!」と言って、とてもうれしそうでした。

そんなとても優しくて、おもしろいAくんのこれからが、とても楽しみです。

 

七田式船橋駅前教室 塩川先生より