津田沼教室、2年生クラスは男の子5人女の子2人の7人クラスです。

その中のT君。

T君ははとても優しい子です。

唄がとても好きで、「僕は歌手になるだ」っとよく語ってくれます。

なので、レッスンでは理社ソングの地学の歌をいつも誰よりも大きい声で楽しそうに歌ってくれます。

先日は、修了検定の練習問題のページがバラバラになっていたプリントを返却する時に一人だけきちんと揃えて私に戻してくれました。

T君ありがとう」っと言うと

「別に」っと言ってはにかみながらニヤッとしてくれました。

そろそろ褒められたりすると照れてわざとぶっきら棒になる男の子も増えてきました。

母親講座のときにはT君のお母様からは、

「先日学校の友達が何人か家に遊びに来て、皆んなでD Sでゲームをしていたようなんですが。その時にゲームを持って来ない子に別の子が『自分のゲームを持って来ないでオレのばかり使ってズルイからもう貸さない』って言われている子がいて。

そうしたら、Tが『いいよ。僕の使って。僕は後で遊べるから』ってその子に貸してあげていたんです」っと話して下さいました。

その話を聞いたクラスのお母様達からは

「おー」っと拍手喝采。

その話をお母様に寄り掛かって本を読みながら聴いていたT君。

T君優しいじゃないの~」っと言ったら聴こえない振りをしてるのか、知らん顔したまま。

でも口元だけは嬉しそうに笑っているように見えました。

七田のレッスンでは、人間学の取り組みなどで、人の為に尽くした偉人の話を紙芝居で見たり

『どうしたら周りの人を笑顔にすることができるか』

『自分が嬉しい時ってどんな時』など、勉強だけではない色んなことを生徒さんに考えて貰っています。

そんな時いつも自分の事よりも友達や家族を大切にする発言をするT君。

とても素敵です。

七田式津田沼教室 佐野先生より