今回は、A君の作文をご紹介します。

「ぼくだって5年1組」

  ぼくは、とにかく不安でした。

初めての宿泊学習だったからです。

初めての場所、初めてのお泊り、寂しい気持ちで胸がいっぱいでした。

当日の朝、お母さんと大きなバックを持って学校に行きました。

お母さんと離れるのは、とてもさみしかったです。

でも、友達が手を引いて、

「おはよう、A君こっちだよ!」

と声をかけてくれました。

とても嬉しかったです。

バスで、自然村の家に行きました。

最初にカレーを作りました。

火をつけることと包丁を触る事が、怖かったけれど、グループの友達が、ちょっと待っててネ。と言ってくれて安心しました。

ぼくもみんなの役にたちたいと思って、ゴミ拾いをしました。

たくさん拾いました。

5年1組の先生と友達が、

「ゴミ拾いをしてくれてありがとう。」

と言ってくれてとても嬉しかったです。

僕もみんなの役に立てたような気がしました。

みんなとカレーを楽しくつくっていたら、いつのまにか寂しくなくなっていました。

ぼくがこの宿泊学習だ事は、勇気を出してチャレンジすることです。

がんばってチャレンジすれば、友達もありがとう!と言ってくれます。

ぼくも5年1組のみんなのために出来る事を見つけたいと思います。

そして、友達がぼくに何かしてくれたら、その時はぼくが、ありがとうと伝えたいと思います。

ぼくも5年1組の一員として、楽しく学校生活を送りたいと思います。

 

 

しちだの学習には、心を育てる大切な学習があります。

A君は、今回満点でしたね。

そして、お友達も、満点ですね。

社会に貢献出来る大人って、こういうこと。

素晴らしいA君に、拍手です。

これからも、たくさんのありがとうを育てていこうね。

七田式千葉駅前教室       松村先生より