土曜日小学生英語クラスの3年生Yちゃんから、とても素敵なお話を聞きましたので紹介させてください。
Yちゃんは習い事でテニスに通っているそうです。
7人クラスの中に1人外国人の女の子がいて、名前はイザベラというそうです。
コーチは全く英語が話せず、イザベラも全く日本語が話せません。
そんな2人のためにYちゃんは通訳をしているそうなのです!!
先日のテニスレッスンではコーチから「10回練習したら1ポイント。みんな5ポイント取ってください!」の指示をイザベラに伝えてあげたとキラキラした目で教えてくれました。
うーむ、なかなか難しそうなことを伝えなくちゃいけないんだなぁと思い、どうやって伝えたの?と聞いてみると、
「Ten try, one point. Get five points!!!」だよ、と。すごい!とてもシンプルで分かりやすい!!
イザベラはすぐに「OK!」と理解したそうです。
でも時には複雑な内容を英語で伝えることが難しいこともあるようです。
そんな時はどうするの?と聞いてみると、「自分がボールになったフリをしてコートの中をあっちへこっちへ動いて、分かる単語だけ使いながら、身振り手振りでとにかく伝えるの!!」と。
とにかく伝える、この気持ちがあれば多少拙くても伝わるものです。
幼少期から英語に触れてきたことで、英語を話すことに躊躇がなく、さらに自分が助けてあげなくちゃというYちゃんの正義感と優しい気持ちが、イザベラの心を温かくしているんだろうなぁと思います。
人に優しくされた記憶って心に残りますよね。
私にも経験がありますが、特に外国で親切にしてもらうと、その国全体の印象がとても良いものになりますよね。
イザベラが自分の国に帰って、「日本の子はみんな優しくて良い国だった」と話してくれるならば、それはYちゃんの行いのおかげです。
同じ日本人として大変誇らしいことです。
このような子どもたちの小さくても素敵な繋がりを、私たち大人が大切にしなくてはならないと感じます。
Yちゃんが純粋にイザベラの為を思って行動したこと、そして何より英語という道具を使ってコミュニケーションを自由に取っていること、素晴らしいなぁ!と感心したエピソードでした。
七田式新浦安教室 武井先生より