土曜日の小学1年生のクラスは、英語のレッスンを一時間受けた後の90分のレッスンです。
9人中、7人が、英語の勉強の後で疲れています。
また、あとの2人は、入室歴が浅く英語をこれから体験しようか、という段階にあります。
なのでレッスンの前お部屋に入るとき、順番に、名前を呼び、ハグしてから、
お教室に入るようにしています。
疲れたお友達や慣れない子に、先生である私から、エネルギーを送る為です。
ある日、いつものように高速計算、百マスをする時、半数くらいの子が、
「いやー!やりたくない!百マス嫌い!」と、大声をあげました。
すると、Sちゃんが、即座にこんなことを言ってくれました。
「嫌いって言うと、本当に出来なくなっちゃうよ!きっと出来るよ、楽しいって思えばやれるよ!」と。
すると、生徒がみんな、えんぴつを握りしめ、準備してを始めました。
「そうだね。頑張るとき、みんなの魂は、キラキラに輝くんだよね!Sちゃん、ありがとう!さあ!みんな、頑張るよ!楽しいと思って、先週より、一コマでも、多く計算して見よう!みんなならできるよ!」
と、励まし、取り組んでみると、みんな先週よりたくさんのコマを解き成果を出してくれました。
レッスンが終わり、保護者の方々に、
「今週は、先週より、1人ひとりのお子さんが、自分の記録を塗り替える頑張りを見せてくれました!すごいですね。
テキストを見てたくさん褒めてあげてくださいね!」と、お伝えすると、
うんうん、と頷き、成果を嬉しそうに確認していただけました。
レッスンが終わりSちゃんのお父様お母様に、お礼を言わせていただくと、びっくりされて
「えっ、Sがそんなことを言ったんですか!」と、びっくりされていらっしゃいました。
特に、お父様の方は、Sちゃんは、計算が苦手、と、決めつけ、面談のたびに、相談を受けていたので、本当に驚いていらっしゃいました。
お母様も、「えっ!そんなことを本当に言ったんですか!」と、驚いていらっしゃいました。
七田式では、
「魂をピカピカにするってどういうことかな?」
と、常に小学生に問いかけています。
毎回のレッスンの積み重ねが、ひとり一人の心に確実に、届いています。
講師としてとても嬉しく思います。
これからも、心と、知能の両方が、育っていく姿を見ていきたいです。
一緒に頑張ろうね。
「ありがとう!」という気持ちでいっぱいになりました。
七田式津田沼教室 笠原先生より