年少クラスのS.Yちゃんはいつも笑顔の元気な女の子です。
ある日のレッスンでキャッチボールのお取り組みがありました。
6人のクラス全員がロビーに出て、「お席の順にボールを取りにおいで」と声をかけました。
まず女の子2人がピンクのボールをとり、ピンクのボールは無くなりました。
3番目の女の子は残っているボールから他の色のボールを選ぶことができましたが、
4番目の女の子は「ピンクが良かった」と泣き出してしまいました。
お母様が横から好きなキャラクターのテーマカラーなどを仰って、
気を紛らわせようとしましたが、その女の子が泣き止まなかったところ、
2番目にピンクをとっていたS、Yちゃんが 「いいよ」とボールを持って近寄ってきて笑顔で譲ってくれました!
誰に何を言われたわけでもないと思いますが、泣いているお友達を見て自発的に行動してくれました。
泣いていたお友達のお母様が「良いの?」と聞くとS.Yちゃんは笑顔で大きく肯きました。
S.Yちゃんの素敵な対応で、泣いていた生徒さんもお取組に参加することができました。
お友達に譲ってあげられる、というのは年少さんにはまだまだ難しいことだと思いますが、
S.Yちゃんの自然な行動にはとても感心させられました。
素敵な瞬間をありがとうございました。
七田式 千葉駅前教室 須崎先生より