Hちゃんの夢が叶いました。
Hちゃんは年長さんの終わり頃、七田に入室されましたとても可愛らしい女の子さんです。
将来の夢は、タレントさん。
「お稽古事をたくさんしていますが、色々やっていながら、思うように出来てなくて。」と、その時お母様からは、こんなご相談がございました。
年長さんからの七田チャレンジでしたのでスピード感や、文字、数の学習もその時からが新しい課題となりました。
一年生コースがはじまり、一番の悩みは、足し算が苦手であり、好きではなかったことでした。
さらにレッスン中の問いかけに対しても、すぐに答えがまとまりません。
ですからテキストに記入する事も、どうしても遅くなってしまいます。
お母様のお話によりますと、ご家庭でも色々な事が遅く、学校の宿題、準備、朝の支度、食事、などなどが、とにかく遅くて一年生になり、一日中が大変なんです。
ですので、就眠時間も遅くなってしまうんですということでした。
そんなHちゃんでしたが、とにかく諦めずに素直にこの一年頑張って通い続けてくれました。
そんな中、Hちゃんとお母様は、1月末に行われた作文講座に参加されました。
Hちゃんもお母様にとりましても、この講座は始めてのことでした。
講座を終え、「どうしたらと…迷っていた事が、スッキリしました。」と、お母様よりこんなご感想をいただきました。
これを機にHちゃんの何かが、変わり始めたんです。
「先生、作文できました。」作文講座の後のレッスンでは、いち早く「みて下さい」と、言わんばかりに作文の原稿用紙を持ってきたのです。
どうやら、作文が好きになったようです。
好きな事が一つ増え、成長した証がそこにありました。
そういえば、この一年間、暗唱は、大好きだったHちゃん。
努力は惜しまず、そう沢山ではなかったですが、毎週欠かさず嬉しそうに暗唱の発表をしておりました。
どこか自信のない表情のHちゃんにとりましては、認めて貰う場を求めていたのでしょうか。
毎回、合格スタンプをとても楽しげに押していましたから。
今回お母様と参加されました作文講座でも、担当の園長先生から、そして大好きなお母様からも沢山褒められたのでしよう。
「認め褒めて愛して育てる。」このようにHちゃんの周りに七田式教育が沢山沢山生まれて始めておりました。
そんなHちゃんが、一年のまとめの修了検定で、見事、満点を獲得したんです。
苦手と言っていた数の問題も綺麗な文字で回答し、何度も見直したようなしっかりとした答案用紙が提出されておりました。
検定の翌週、お母様にお尋ねしました。
「今回の検定は、いかがでしたか。」と。
「相当、頑張りました。」
「これで、もう大丈夫ですね。頑張るという事が、どういう事なのかを学んだ良いきっかけになりましたね。」と、お伝えいたしました。
努力はしているけど、なかなか思うようにいかなかった一年前のHちゃん。
疲れている様子も多く、「睡眠と食事は、しっかりととりましょう。」と、アドバイスを繰り返してきたこの一年。
時折見せるどこか迷っている表情が、ずっと気がかりでもあり、自信を持った姿で成長していただきたい願いながら、一緒に学んできた日々、それは成長の仕方の応援でした。
これまでとは違う取り組みのあり方、努力のあり方、方法を変え、考え方を変え、思考を働かせていく事、もしかするとHちゃんは、早くもそれに気づいてくれたのではないでしようか。
実は、 作文講座の後あんなに苦手と言っておりました算数の問題集を色とりどりのお絵かきをいれて作ってきたのです。
わずか4ページですが、とても可愛らしい問題集でした。
Hちゃんが、苦手な算数の文章問題集を作るなんてと、その時は、驚きいっぱいでしたが、Hちゃんの全てが、もうすでに変わっていたという事だったのですね。
可能性とは。
子供達は、本当に天才です。
七田式船橋駅前、葛西、千葉駅前、津田沼、新浦安教室 松村先生より