「暗唱のスタンプ押せたよ!」

通室されている生徒さんは、幼児も小学生も暗唱に挑戦されています。

それぞれの学年で取組む題材は違いますが、みんな一生懸命!

コロナ禍では、教室での発表よりは自宅での取り組みがメインになりますので、保護者がモチベーションを持続させるのにも、色々と工夫されておられるのでは?と日々の家庭でのご協力にも感謝しております。

今年度より、幼児の暗唱スタンプ帳が新しくなりました。

全学年の暗唱テーマが一冊になりましたので、ごきょうだいで同じ題材に取り組み易くなったり、お子さんの興味が持てる題材から始めていけるようになったかな?と思います。

普段から暗唱の取組みに、今ひとつ気が乗らない生徒さんがいらっしゃいました。

私のクラスでは、コロナ禍以降は教室で発表しなくても、ご自宅で暗唱出来たらレッスン時にスタンプ押しても構わない、とお伝えしていますので、レッスン後に発表はしなくてもスタンプを押せる生徒さんもいます。

自分もお友達も、先生の前で発表していないのに、お友達だけがスタンプ押しています。

お母さまが「やってないから押せないよ、暗唱出来たら押そうね」とお声がけくださりましたが、「スタンプが押したい!」ととうとう泣き出してしまいました。

「そうだね、押したかったんだね」と私も話しかけながら「今度来た時に先生が聞いてあげるから練習してきてくれるかな?」と聞いてみました。

しかしその日は欲しいものが手に入らなかった悔しさから、それどころじゃありませんでした。

ロビーで少し落ち着いてから帰宅されたのですが、なんと!翌週、レッスンのあとに発表してくださりました。

そして内容も…余裕で合格です!

もう先週の涙の表情でなく、自信たっぷりの凛々しい笑顔でスタンプを押していましたよ!

小さなスタンプですが嬉しいご褒美になりましたね!!

これは、頑張って寄り添ってくださったお母さまへのご褒美でもあります。

スタンプというご褒美欲しさからのスタートにはなりましたが、この日以来、合格して嬉しい気持ちになれる成功体験は、しっかり育っていますね。

七田式新浦安、葛西、千葉駅前、船橋駅前、津田沼教室 和田先生より