葛西教室
人が喜ぶことをすると魂が輝く
年中クラスでのオープニングでの出来事。
いつもの様に深呼吸をしてブラスの暗示の言葉をかけ始め、「先生はみんなのことが大好きです。」
と言うと、Yくんが「先生きら~い!」ははぁ~きたきた!この時期の天邪鬼。
「そう?でも先生はYくん大好きよ!」と返し、そのままいつも通り次に進めようとした時、隣にいたTくん、泣きそうな顔で「僕は先生のこと大好きだよ!」これには参ってしまいました。
すかさず「ありがとう!とっても嬉しい!」と返しましたが、うるっときたのを悟られない様にするのがやっとでした。
後からお母さまから伺ったことには、家に帰っても、とても心を痛めていたそうです。
それを伺ってさらにホロリとさせられました。
人の為に心を痛める事が出来、人を喜ばせようと一生懸命だったTくんの素晴らしい魂の輝きを見せていただきました。
まさに七田眞先生の言葉「人が喜ぶことをすると魂が輝く」です。
そんな事があってから数回目のレッスンでは、Yくんも神妙な表情で私の話に一生懸命耳を傾けながらウンウンと頷いていました。
また、最近、ハグをするのを照れて逃げたりしていたクラスのみんなが、自ら私の腕の中に飛び込んできてくれる様になりました。
みんな、一皮向けてまた一つ成長しました。
そのきっかけを投じてくれたTくんとYくんに感謝です。
七田式葛西教室 武藤先生より
赤ちゃんでも思いやる心が育っているんです!
ある日のロビーでの出来事です。
0歳クラスのレッスンが終わって、生徒さんお母さま方がロビーに出ていらしてから、KちゃんとEくん、なんとなくお互い向かい合いながら、機嫌よく遊んでいました。
今ならと思われたKちゃんのお母さまが、私に声をかけられ、お手洗いにたたれました。
しばらくご機嫌だったKちゃん、ふと、後ろにいるのがお母さまではなく私だと気付くと途端に泣き出してしまいました。
抱き上げようとした時、KちゃんはまるでEくんに助けを求めるかの様にEくんに泣きながら訴えていました。
するとEくんは、なんとか慰めようとしているのか、Kちゃんに一生懸命両手を差し伸べているではありませんか。
ちょっと困った様な顔をしながら、Kちゃんになんとかしてあげたい思いでいっぱいだったのでしょう。
困り果てて「ふぇっ」と泣きそうになりながらもこらえて、お母さまや私に助けを求めることもなく、Kちゃんに手を差し伸べ続けていました。
そうこうしているうちにKちゃんのお母さまが戻られ、Kちゃんが泣き止むと、ホッとした様にEくんが優しい笑顔を見せてくれました。
まだ8ヶ月の赤ちゃんが相手を思いやる気持ちを持ち行動出来ることに、本当にびっくりしました。
お母さまも
「こんなに小さくても思いやる事が出来るんですね。びっくりしました。」
と仰っていました。
Eくんは2ヶ月のハッピーベビーから通室していて、いつもとても穏やかなお子様です。
でもいざとなると人の為に奮起する新しいいち面を見させていただきました。
七田式葛西教室 武藤先生より
これ、家でも聞いてる!知ってる!言える!
5月から英語クラスに通い始めたY君はやんちゃだけど、根は真面目な年少さんです。
お母様も飾らないお人柄ながらも、お子様のためのサポートを惜しまない向上心溢れる方で、入室早々から早速かけ流しも積極的に取り組んで下さっていました。
おうちでたくさんかけ流しをされていると、レッスンにいらした時の自信度が違います。
これ、家でも聞いてる!知ってる!言える!そして自分は英語が得意なんだ!
という気持ちが背中を押して、積極的にレッスンに参加してくれる姿勢につながると思います。
Y君はまさにそんなプロセスでレッスンに来ている印象。
体験レッスンで即入室を決められ、2週間ほど間が空いての初回レッスン。
おうちでのかけ流し効果もあって、初回とは思えないほどノリノリで参加してくれました。
レッスン後に「Y君すごいね!ホントに初めて??先生びっくりしちゃった!」と伝えると、はにかみながらも嬉しそうな表情を浮かべて、「パパも褒めてくれるかな」と。
そうだよね、パパにも報告したいよね。
褒めて欲しいよね!Y君のとても素直な心に触れ、心が温かくなりました。
お母様と2人で「パパも絶対褒めてくれるよ!喜ぶよ!」と言うと、ホッとしたような満足気なお顔でした。
大好きなパパやママが喜んでくれるのを励みにしているY君を精一杯サポートしていきたいと思います。
七田式葛西教室 斎藤先生より
自然体で助け合える七田っ子
お取組を重ねてきた「小学校に上がるまでに身につけたい10の基礎概念(色・形・大小・数・量・空間認識・比較・順序・時・お金)」も仕上がっていく年長さんクラス。
それぞれに得意分野が顕著に現れて子どもの個性が感じられます。
「ちえ」が好き!
「もじ」はまかせて!
「かず」では負けないよ!
自信の源です。
年長さんのレッスンは親子分離の形態で、レッスンを受ける準備もレッスン中のお取組もパパママの手を借りず自分でします。
忘れ物をしてしまうこともあります。
先生からの質問にうまく答えられないこともあります。
むつかしいお取組に手が止まってしまうこともあります。
そんな時、スッと助けの手を差し出せる、卑下することなく助けの手を借りられる、七田っ子のすばらしい姿を見ることができます。
ひとりずつ先生から口頭で1度だけ示された2桁の数字を大きな100玉そろばんで取るお取組。
Sちゃんに課されたのは「77」。
10玉ずつ10列ある100玉そろばんに立ち向かったSちゃん、「10、20、30…」と10とびで「77」を目指しましたが、途中で立ち止まってしまいました。
考え込んでしまって手が動きません。
すかさず周りのみんなが応援をはじめました。
「Sちゃんは77をつくるんだよ!」
「いっしょに確認するよ!10、20、30…70だね。あと、7ね」
「10のまとまりの3を残して玉を移したら早いよ!」
要領よく順を追ったヒントの応援でSちゃんはキラキラ笑顔で「77」をつくりあげました。
みんなの「かず」の力にも、自然体で助け合える七田っ子の心の成長ぶりにも、じーんとさせられる景色でした。
七田式葛西教室 植村先生より
今、トイレ掃除しておいたよ!
スーパーエリートコースのJくん。
今までやんちゃで、屁理屈大好きで楽しませてくれたけど、先生も叱りたくないけど、つい毎週お説教していたように思うんです。。。
でも大好きだったから、Jくんが暗唱クリアしたら、このプレゼント消しゴム喜ぶだろうな~と、取っておいてあげたり。
しなくて良い約束をしてしまったり。
屁理屈に付き合ったり。
そんなJくんが、トイレ掃除をしてくれました!!
私が他の事をしていて、小さい生徒さんが汚してしまったトイレに気が付かないでいたら、
「今、トイレ掃除しておいたよ!小さい子が使った後、汚れていたから、スプレーして紙できれいに拭いておいたからね!」
こんな事を自然にできるようになったなんて、そんな成長そのものが、私たちにとってこの上ないプレゼントです。
ありがとう、Jくん。
七田式葛西教室 林先生より