Monthly Archives: 12月 2018
「僕はもう次を向いているんだ!」
小学3年生のS君は真面目なとてもしっかりしている男の子です。
速読がとてもよくでき、テキストの見開き10秒で速読していしまい、確認問題もいつも満点です。
その日の暗唱は七十二節季を珍しく歌で歌ってくれました。
右手を胸に当て、左手は少し広げて、まるで合唱団のアルト歌手のようでした。
その話をお母さまにしたところ、二学期になり学校の音楽会の代表選抜にエントリーして、今年こそは選ばれたいと毎日練習をしていたとのこと。
お母さんも応援して、サポートをして下さったそうです。
発表の日、学校から帰ったS君。
ニコニコ笑顔だったので、お母さまはこれは選ばれたに違いないと期待して
「どうだった?」っと聞いたところ、
「ダメだった。選ばれなかった」っとS君はあっさり。
お母さまはびっくり。
ショックで声も出なかったそうです。
「仕方がないよ。オーディションの前に体育測定があって、僕はそっちができなかった事の方がショックでオーディションどころじゃなかったんだもん」と、説明をしてくれたそうです。
それでもお母さんは、今年は大丈夫だと思っていた分、落胆も大きく食欲も無くなってしまったそうです。
その様子をみたS君
「お母さん、そんなにガッカリしないでよ。僕はいい経験をしたって思っているんだからさあ。それより僕はもう次を向いているんだ。身体鍛えなきゃだめなんだよ」とすっきりした顔で慰めてくれたそうです。
次の日、真っ赤な顔をして学校から帰って来たS君の鞄を持ち上げてびっくり。
なんでこんなに重いの??中を調べてみたら、中から鉄アレイが2つ出てきたそうです。
「何やっているの??」
「ん~学校の行き帰りに重いものを持って鍛えようと思って・・でも。ちょっとさすがにきつかった(笑)もう鉄アレイを持って行くのやめるよ」っと。
お母さんは呆れてしまったそうです。
彼の次の目標は体育測定でいい成績を残すこと。
お母さまは子供に教えられたっとおっしゃっていました。
とても前向きな素晴らしいS君。
自分で考え行動ができるS君。
どんどん大人になっていきますね。
将来がとても楽しみです。
七田式 津田沼教室 佐野先生より
日々成長していく子供たち
小学生クラスに通室中のK君。
ある日のレッスン後、教室を飛び出してきて
「先生、これのぞいてみて!」
と、紙で作った筒を渡してきました。
レッスン内でやった実験がよほど楽しかったようで、わたしにもやってみてほしかったようです。
(*小学生クラスでは、毎月実験があります)
文字を書いた紙を封筒に入れ、光に透かしながら紙の筒でのぞくと、封筒の中の文字が見えるという実験でした。
「不思議だね。なんで見えるの?」
と尋ねると
「これはね、、、」と先ほどレッスンで習ったことを、私にわかりやすいように説明してくれました。
先生の話をちゃんと聞いて理解し、すぐに説明できる。
いつも一生懸命レッスンに取り組んでいるK君の様子が感じ取れて、嬉しく思いました。
その後、お迎えに来たパパにも説明をして、一緒に実験をしていました。
不思議そうにしているパパに、どこか誇らしげに説明しているK君はとても楽しそうでした。
新しい知識を吸収して、日々成長していく様子を間近で感じることで、わたしの励みにもなります。
そんな生徒さんたちのお手伝いができるよう、今日もまた笑顔で頑張りたい!
そう思いました。
七田式千葉駅前教室 加藤先生より
立派な姿に先生も一緒に泣きました
子育てメッセに参加してくれたAちゃん。
昨年入室し、昨年からメッセにも参加し、家族の行事として楽しみにしてくれています。
今年も円周率を600桁、2分以内に発表という偉大な成果を見せてくれました。
Aちゃんは昨年絵本を1冊暗記し発表、今年の円周率は1000桁覚えた内の2分の時間内で言える範囲で発表です。
普段は大人しく、みんなの様子をよく見ているような子なので、発表会という場はとても緊張する様子。
それでも家でお母さんと毎日毎日何回も練習し、時間以内に言えること、大きな声で発表することを目標とし頑張ってきました。
家でできていることをイメージします。
当日はAちゃんと一緒にお母さんも震え、応援します。
始まると、早すぎて周りの人は追い付けないくらいのスピードです。
そしていつも教室で話す以上の大きい声で堂々と発表できました!
見事練習の成果で発表しきり、お母さんも涙、涙。
立派な姿に先生も一緒に泣きました。
改めて子どもの成長と、可能性の広さに感動です。
この姿を見て、来年は私も発表したい!という子がきっと増えたと思います。
また来年楽しみにしています。
七田式葛西教室 渡部先生より
When I grow up, I want to be a father~H君~
小学生の英語クラスでは「Show and Tell」という取り組みがあります。
それぞれの学年でテーマが決められており、自分の意見や思いを文章にして発表するというものです。
9月の小学1年生クラスのテーマは「When I grow up(私が大きくなったら)」というテーマでした。
1人で書くのは難しいので、ご自宅でお父様お母様と一緒に取り組んでいただきます。
シャチの飼育員になりたい、シンガーソングライターになりたいなど、個性溢れる発表にクラスはいつも盛り上がります!
そんな中でHくんが書いてきたものは「When I grow up, I want to be a father.(僕が大きくなったら、お父さんになりたい)」でした。
続く文章の中には理由が書いてあり、子供と一緒にたくさん遊びたいから、とありました。
以前お母様とお話しした時、週末はいつも家族4人で公園で過ごしたり、車でお出掛けすると聞いていました。
ですので、Hくんの中で家族の時間は大切なものなんだと理屈抜きに感じているのだと思います。
妹のRちゃんにもお友達にもいつも優しいHくんらしい、素朴だけど心が温まる将来の夢に、思わず目頭が熱くなりました。
お父様お母様も、きっと嬉しかっただろうなと思います。
ちょっと恥ずかしそうに、でもとても上手に発表できたHくんに心から大きな拍手を送りたいです。
七田式新浦安教室 武井先生より
インプットした事がアウトプットされはじめて
いつも元気にお教室に通ってくるMちゃん。
通室を始めたころは、緊張している様子が伺えました。
1ケ月、2ケ月経った頃より、笑顔が増え、同時にこちらの問いかけに対して発言するようになりました。
すごいね!できたね!と声をかけると、とっても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
ここ最近は、思った事を積極的に言葉に出すようになり、その姿には目をみはるものがありました。
先日、保育園でお絵描きをした時に、絵の横に自分の名前をひらがなで書き、保育士さんがびっくりしてお母様に報告があったそうです。
その報告を聞いたお母様も大変驚かれたと話してくださいました。
レッスンやレッスンプリントで「よこにほん、うえから・・・」等々、文字書きで取り組んでいることをいつの間にか、習得していたようです。
お母様もインプットしていることがこうして形としてアウトプットされたことを目の当たりにして、様々な取組の重要性を再認識されたご様子でした。
絵本が大好きで、小さい頃より、ご家庭で沢山読み聞かせをしていらっしゃる事が基本となっていらっしゃいます。
レッスンプリントが大好きなので、この月令にあったプリントコースを開始しました。
これからのMちゃんの成長が楽しみです。
七田式葛西教室 湯川先生より