心が温かくなる子どもたち
ある日の幼児英語のクラス、2歳のSちゃんと、同じく2歳のHちゃん、5歳のHちゃんのお兄ちゃんがいるクラスです。
2歳児と言えば所謂「イヤイヤ期」。
いつも盛り上がる楽しいクラスなので途中まで皆で元気にレッスンをしていましたが、だんだんHちゃんの雲行きが怪しくなり・・・
遂にやりたくないと、ワンワンと泣き始めてしまいました。
私はHちゃんのことを気にかけつつもレッスンを進行するのに必死になってしまっていました。
すると、隣に座っていたSちゃんが、Hちゃんの肩に手を置き顔を覗き込んで
「大丈夫?」と声をかけているかのような仕草をするのです。
私は、Sちゃんはなんて優しい子なんだ、と感激しました。
Sちゃんのお母様も「あら~」と驚いた様子でした。
しかしSちゃんがHちゃんを気にかけたのは一瞬で、すぐに椅子に座り直り目はカードに。
レッスンに集中モードに戻っていきました。
その後レッスンも無事に終わり、Sちゃんに帰り際
「HちゃんにSee you言った?」と言うと、
「See you」と言って、Hちゃんにギュッとハグをして帰っていきました。
Sちゃんは、最後までHちゃんが泣いていたから気になっていたのでしょう。
そして元気になって欲しくてギュッと抱きしめたのかな。
私は、2人の姿を見て、心が温かくなりました。
七田式新浦安教室 渋谷先生より
七田式は子育ての道しるべ
「七田式は、私達夫婦の道しるべなのです。」
先日、面談にいらした保護者の方から、そのようなお言葉をいただきました。
とても利発で、楽しくレッスンに通ってくれている、Y君。
しかし、お家ではお母様を困らせてしまう事もあり、そのような時、どのようにお子さんと向き合ったらよいか、悩む事もあったそうです。
七田式のレッスンに通うようになって、
「そうだったんだ。」と、目から鱗が落ちるかのように、今まで疑問に思っていた事が、色々わかってきたと、おっしゃいました。
また、もやもやとした霧が晴れるかのように、最近気持ちがスッキリとし、お子様に向き合うようになったとおっしゃいました。
キラキラとした目でお話している保護者様を見て、少しでもお手伝いできたらと、改めて思いました。
七田式船橋駅前教室 富安先生より
潜在意識は起きている!
0才から1才クラスに3月生まれの3人のお友達が入ってきました。
3人ともベビーコースからすぐ入室されたお子さまです。
いつもにこにこY君、活発で早く立ちたいM君、そしておっとり可愛いKちゃん。
既に1才になったHちゃんとMちゃんのクラスに仲間入りです。
この時期は一日一日の成長が著しくかなりの差はありますが、皆キチンとレッスンを受けます。
百玉そろばんやカードを真剣に見て、鈴やトライアングルの音に耳を傾け、そしてお歌で手足をバタバタさせ、積み木やパズルなどの取り組みにチャレンジします。
いつも楽しく一生懸命ですが、眠くなることもあります。
とても穏やかでやさしい空気のなか気持ちよくなってしまうのでしょうか。
でも
「お耳は聞こえているので大丈夫ですよ」
とお伝えすると、お母さまたちはやさしく耳元でお話しながら参加してくださいます。
そんなお母さまたちの子育てのお手伝いが出来ることにとても幸せを感じています。
七田式船橋駅前教室 倉内先生より
信頼関係が大切!
面談の時期になりました。
Rちゃんは、4月生まれで、クラスでもお姉さん。
クラスを引っ張っていく存在感のあるお子さんです。
最近では、2歳に近づくからか、好奇心が大いに芽生えレッスン中に座っていることが難しくなってきたことが、お母様のお悩みでした。
色々とお話しを聞かせていただき半年後の目標や、日々の過ごし方についてなど、ゆっくりお話し出来ました。
そのためお母様との信頼関係もよりしっかりとできました。
すると、今まで一人でトコトコ歩きながら私たちの様子を見ていたRちゃんが、ニコニコしながら私に向かい歩き始めたのです。
思わず両手を広げると、腕の中に飛び込んできてくれたので、ギューっと抱きしめました。
すると嬉しそうに小さな手で、私を掴んでくれるのです!
天にも登るような喜びを感じた瞬間でした!
「Rちゃん、先生にギューさせてくれてありがとう!」
子どもとの距離を縮めようと、たくさん褒めて、良いところをいっぱい見つけようと努力してきたつもりですが、ママとの距離感も、子気づきをくれました。
まだまだ身につけるべきことはたくさんありますが、1日1日を大切に、勉強させていただきながら、保護者様にも、子ども達にも信頼していただける講師に成長したいと、強く思いました。
Rちゃんの小さな手に勇気をもらいました。
七田式津田沼教室 笠原先生より
その時,魂がキラッと光った!
英語クラスに通う小学1年生のKちゃん。
とてもマイペースで自由な女の子です。
少し遠いところから通ってくださっているのと、下のお子様がまだ1歳にも満たないということもあって、お母様も大変な中いつも送り迎えをして来てくださっています。
Kちゃんの一番好きな教科は英語というだけあって、いつも楽しく真剣にレッスンを受けている姿がとても印象的です。
先日ふとKちゃんのテキストが目に入りました。
テキストは4ヶ月分をまとめてご購入いただくシステムなので、ほとんどの子は4ヶ月分全てのテキストがファイルに挟んであり、そしてそれはとても重たいのです。
しかしKちゃんのファイルにはその月のもの(11月分)だけが挟んでありました。
さらに、週ごとに取り組むページには見やすくインデックスシール(見出しシール)で「WEEK1」「WEEK2」「WEEK3」「WEEK4」と貼られていました。
たくさんのページの中から今日取り組むページを開けるだけでも、小学1年生さんたちはテンヤワンヤの時もあるので、とてもいいアイディアだなぁと感心し、Kちゃんに話しかけてみました。
「Kちゃん、それすごく良いアイディアだね!今日取り組むページがすぐに開けるね!お母さんが付けてくれたの?」と。
するとKちゃんが満面の笑みで「うん!!」と。
そしてしばらくモジモジしながら恥ずかしそうに一言、
「あのね、私のお母さん、とてもありがたいの。」
と言ったのです。
その瞬間、クラスがしーんと静かになりました。
私も思わず言葉を返すのを忘れてKちゃんを見つめてしまいました。
「ありがたいの。」
なんて素敵な言葉を選ぶのだろう、と思いました。
ありがたいという言葉の響きと重みが、他の生徒さんたちにも伝わったのだと思います。
みんなもKちゃんを見つめていました。
「そうだね、お母さんてありがたいよね。みんなが楽しく七田に通えて、お迎えにきてくれて、温かいご飯を作ってくれて。みんなお母さんにありがとうだね。」
と私がいうと、みんなうんうんと頷きました。
理屈じゃなく、自然とお母さんのありがたさを感じられる子供たち。
本当に心が洗われるような、魂がキラッと光ったのが見えたような、素晴らしい出来事でした。
七田式新浦安教室 武井先生より