人の役に立っ事ってどんな事かな
小学生クラスでの出来事です。
小学生クラスでは、人間学を楽しい紙芝居を通して学んでいきます。
ある日のレッスンで、
「人の役に立っことってどんなことかな?」と、みんなで考える時間がありました。
みんな口々に考えを話してくれました。
その中で、Kくんの答えは、
「弟の役に立ちたい。弟のことは、ずっと僕が守っていく。」でした。
Kくんには、小さな弟がいます。
とても優しく頼もしい答えでした。
一年前のKくんは、レッスンの途中で泣いてしまうこともあるような泣き虫くんでした。
そのKくんがこの一年で、こんな素敵な発言をできたことに感動しました。
お母様方にも伝えたところ、みなさん大きな拍手をしてくださいました。
Kくんの素敵な成長を感じた場面でした。
七田式津田沼教室 稲冨先生より
算数が大好きになる秘訣とは!?
先日「実感算数」のレッスンをしました。
実感算数は、数を実数でとらえることで、たしざんやかけざんがとても理解しやすくなり、算数への抵抗感がなくなって、
「数ってこんなに面白い!」と思えるようになるような講座です。
まず初めに、一人ずつ100個のドッツが書いてあるカードを1 枚ずつもって、床に10枚ならべました。
100ずつのカードをみんなで「100、200、300~」と100とびで10枚数えて、ドッツが1000個あることを確かめました。
「1000個って、こんなにたくさーん!」とピョンピョンとんで見ています。
そして、そのドッツの上に1円玉を「1円、2円、3円~」と言いながらならべ始めると、Hくんが「わ~!これ全部ならべたら1000円?」と早くも気がつきました。
「そうだよ!この1000円と同じだよ!」と1000円札を見せると、みんな驚いたようなキラキラした目で、床いっぱいの1000個のドッツと1000円札を交互に見ていました。
みんなで1000という数を実感した瞬間でした。
それからは、たしざんの式やかけざんの式の作り方を勉強して、大きな紙にピンクやみずいろなど、好きな色の色えんぴつで、たしざんやかけざんの式をどんどん作っていきました。
すべてドッツを使って数を実数として考えるので、かんたんに式を作ることができます。
3才のMちゃんもお母さんと楽しくかけざんの式をたくさん作ってくれました。
最後は、ドッツをゾウさんとウサギさんのおうちにみたてて、面積を出す練習です。
普通なら幼稚園児には、とても難しいと思われがちですが、数をドッツを使って実数でとらえるので、子どもたちには、簡単です。
10個のドッツが8本のゾウさんのおうちと、10個のドッツが3本のウサギさんのおうちの面積をかけざんの式を作って、ゾウさんのおうちが80、ウサギさんのおうちは30とすぐにわかりました。
幼稚園児の子どもたちが、とても楽しく、
たしざん、かけざん、面積まであっという間に理解
してしまった1時間でした。
最後にきれいな色でたくさん式を書いてくれた紙にシールをはったりして作品に仕上げてくれました。
ひとつひとつ、「わかった!かんたーん!」とキラキラした目で数を実感して、ひとつひとつ、わかっていく楽しさがレッスンをしている私にも伝わってくる感動的な実感算数でした。
後日、たくさんのうれしい報告を受けました。
Aくんは、「式を書いた紙はおうちに貼って飾ってあるよ。」と教えてくれました。
Kくんのお母さまからは「家に帰って、Kが父親に、僕、かけざんわかるんだよとうれしそうに話してました。」と。
Hくんのお母さまは、「私が算数の教え方がわかって良かったです。」など、とても良い報告をたくさんして頂き、とてもうれしかったです。
これからもきっと、どんどん算数が大好きになってくれると思うと、とても楽しみです。
七田式船橋駅前教室 塩川先生より
とてもハッピーな出来事
3歳児クラスのMくん親子の話しです。Mくんは教室が大好きで、いつも元気に通ってくれています。
時には寝たままお母様に抱っこされて来室されることもありますが、目覚めるとぐずることもなく、すぐにレッスンに参加してくれます。
またレッスンにも意欲的で、カードも集中して見てくれますし、取り組み等も楽しんでやってくれます。
歌が大好きで、曲に合わせて踊る姿はとてもかわいらしいです。
ところが先日急に、「来月引越するので移室します。」と言われました。
ご主人の会社で転勤になり、都内に引越しすることになったそうです。
でもお母様は、来年の幼稚園もプレで通っている所に決めていたし、お友達もいる、そして何より現在はご実家近くなので離れがたく、元気がありませんでした。
新たな幼稚園探しや、新たな環境での子育て、人間関係作りなどなど、不安をいっぱい抱えてしまった様子でした。
そこでこちらから、幼稚園までは時間に余裕があるので週に一回だけこの教室に来て、ご実家に顔を出されるというのはいかがですか?と、提案してみました。
それなら、環境全てを来月から一新するのでなく、少しずつ変化を受け入れる準備が出来ると思いますよと。
その話をしたら、
「全くその発想は無く、移室しなければならないと思い込んていました」
と、少し顔が明るくなられました。
「主人に相談してみます」と、その日は帰られました。
そして次回のレッスン日、
「主人に話したら賛成してくれて、実家に一泊して来ていいと言ってくれました」と、笑顔で報告してくださいました。
先生のおかげで、「少しずつ変化していけるから気持ちがとても楽になりました」と、お話しいただきました。
もちろんご実家も、喜んでくださったとの事で、
皆様それぞれがハッピーな解決になりました。
それというのも、まずはこの教室が大好きでいてくださるから提案出来た事。
私こそ講師冥利に尽きますし、この教室に居る事を改めて幸せに思いました。
Mくん親子に、教室に感謝の気持ちでいっぱいの、とてもハッピーな出来事でした。
七田式葛西・船橋駅教室 近澤先生より
イメージトレーニングの成果
一昨年担当したK君から、うれしいおたよりをもらいました。
中身は、去年も、幼稚園のプールの納会で、誰よりも早く、うなぎが取れたこと、うなぎを家族みんなでで食べて美味しかったことなどが書かれていました。
一昨年、K君は、幼稚園のプールの納会で、たくさんのドジョウと3匹のうなぎを取る大会に参加しました。
K君は、うなぎが取りたくてたまりませんでした。
それで、毎日、家で、納会でうなぎが取れたイメージトレーニングをお母様とすることにしました。
なぜなら、七田のレッスンで毎回イメージトレーニングをしていて、
イメージしたことが実現する
と、K君もお母様も信じていたからです。
そして、みごとに、K君は、納会でうなぎをゲットしました。
そして、昨年も、イメージトレーニングをして、一番にうなぎを取れた報告をしてくれたのです。
しかも3回イメージトレーニングしただけだったそうです。
イメージトレーニングが随分上達していたのでしょう。
素晴らしいK君。これからも、色々な場面で、K君は、イメージトレーニングをすると思います。
そして、その成果を刈り取ることでしょう。
K君頑張って。先生は、応援しているよ。
七田式新浦安教室 佐々木先生より
七田のレッスン,もじの取組
中国から日本にやってきて間もない年中さんのAちゃん。
日本語での日常会話はスラスラですが、「もじ(ひらがなカタカナ)」の取組は生まれて初めてです。
七田のレッスンのもじの取組は、書き取りといった単純作業ではなく、
本の速読・古典の暗唱・ことわざ等の音読・身体全体を使ったもじ書きなど様々です。
入室当初こそ緊張からか観察に徹して発言することのなかったAちゃんですが、あっという間に右脳記憶を上手に使って色々なお取組をこなして発言することができるようになってきました。
先日のもじの取組は、ひとつの文章を3つに区切った言葉のカード4文章分、計12枚の言葉のカードを組み合わせて4文章を組み立てていく、というものでした。
クラスメイトたちはそれぞれ試行錯誤しながら文章を組み立て始めました。
まだ一人でひらがなカタカナを読むことのできないAちゃんに、
「これは『うまが』。
これは『おとうとは』。
これは『おにぎりを』。
これは『パカパカ』。
これは『はしっています』。
これは『たべます』。。。。」
と1枚1枚言葉のカードを指さしながら読み上げました。
そして「じゃあ文をつくっていくよ」と一緒に考えていこうと声掛けをした瞬間です。
Aちゃんはスッスッスッと言葉カードを選び取り、並べ替え、あっという間に4文章を完成させました。
所見の12枚の言葉カードを1度ずつ読み上げてもらっただけですべてを記憶し、4文章を見事つくりあげたのです。
はにかむAちゃんにびっくり!
「すごい!日本語もあっという間にスラスラ書けるようになっちゃうね!」
Aちゃんの右脳記憶力に、そしてそれを使いこなしてしまう柔軟性に、驚かされてしまった出来事でした。
七田式葛西教室 植村先生より