小学3年生のクラスは、みんなそれぞれの個性がキラキラしているクラスです。
「個性でみればみんな100点」という七田眞先生の言葉どおりのクラスです。
ある日、私が講師の勉強会で聞いてきた七田の卒業生の話をしました。
「今20代で働いているその卒業生が七田で覚えていることは『できる、できる、できました』ってレッスンでよく言ってたこと、なんだって。
みんなも自分を信じて何かにチャレンジするとき、『できるできるできました』っておまじないかけてみてねと話しました。
その翌週のレッスン内のことです。
小3クラスのDくんが、取り組みを始める前に「できるできるできました」と小声で、目をつぶりながらブツブツ呟いたのです!
自ら、一人だけで!!
普段からまっすぐ素直な気持ちを持つDくんなので、Dくんが言い始めてくれたことが嬉しくて嬉しくて、Dくんに見入っていました。
すると、そのDくんの隣で、いつもクールなKくんがさらに小さい声でブツブツと!
すると天真爛漫なMちゃんが「え?それって言った方がいいの?じゃあ言うか!できるできるできました、これでいいのかな?」すると、隣のAちゃんもMちゃんと一緒にニコニコ笑顔で「できるできるできました」と楽しそうに。
Aちゃんはいつもクラスの雰囲気を全体からみてくれている気配り上手さんです。
するとクラスで一番熱いけどクールなSくんも「できるできるできました!はい、始めようよ!」と、全体をまとめてくれました。
5人5様だけど、みんなお互いの性格、個性をまるごと受け止めてくれていて、誰一人、からかったり、責めたりしません。
お互いのいいところを、互いに吸収し、自分に向き合い、成長してます!
それで、ワイワイ盛り上がり、Sくんがしめてくれたあとの取り組みが始まると、ここからは集中モード、ON !いきなり、シーン…
この切り替え、お見事です!!
子どもたち自らが気づき、行動し、同調して、認め合い、高め合う…この素敵な瞬間に毎週立ち会えて、本当にたくさんのことを子どもたちからも教わってます!
ありがとうございます。
七田式新浦安教室 木内先生より