1歳半のTちゃん。
入室して1年近くになります。
おっとりとマイペース、教室ではママのそばでじーっとお友だちの様子を見守る恥ずかしがり屋さんでした。
レッスン中のお取組も積極的に自分で手を出すより講師やママがお手本をしてくれるのをじーっと観察するのが好き。
そんなTちゃんのペースに寄り添っていらしたお母さまも復職され、平日クラスから土曜日クラスに移ったTちゃんに同伴するのは先週はママ、今週はパパ、来週はおばあちゃま、というふうにご家族全員で協力して通室するスタイルになって半年が経とうとする頃です。
Tちゃんの口から言葉がポロポロっとこぼれました。
カレンダー読みのお取組で6月のカレンダーの挿絵のカエルを見つけて「かえう!」。
時計のお取組に入ると「おけい!」。
わーすごいすごい!と前年度からTちゃんを担当している私はすっかりはしゃいでしまいました。
でも、私がもっと興奮させられたのはここからでした。
週を追ってTちゃんの言葉はおどろくほど数を増し明瞭になっていきます。
50分間のレッスンで扱う全教材について、これは「おおきい!(大きい)」、それは「はみあき!(はみがき。ジェスチャーつきで。)」、あれは「アポ!」(アップル。Tちゃんは七田入室当初から七田英語LB40もスタートしています。)
大きなコップに注がれた水がコップを満たし、ひとたび縁からこぼれると絶え間なくあふれ出すように、Tちゃんのみずみずしい言葉はキラキラと尽きることがありません。
「すごいですね!うれしいですね!」とお父さまお母さまにお話を伺うと、お家では、ひらがなかるたを全て選びとることができるようになったとのこと。
お友だちと比べず、以前より現在、昨日より今日の成長を楽しみに、毎日の絵本の読み聞かせとCD音源のかけ流しを続けてくださった賜物です。
幼児期の子どもの可能性に、それをサポートしてくださるご家族のまっすぐな思いに、あらためて眩しさを感じました。
七田式葛西教室 植村先生より