小学生のYちゃんはいつも明るくニコニコしながら教室に通って来てくれます。

その日もいつもと変わらずな笑顔で意欲的に「先生~!暗唱しまぁす!」と言ってクラスに入って来ました。

小学生の英語クラスの暗唱は時間とその単語の量との戦いです。

途中で止まってしまうとストップウォッチの時間が気になり...焦りだし...ますます詰まってしまい続きが言いだせません。

1回3分の制限でやる暗唱を何回か挑戦しました。

が、制限時間内で最後まで届きません。

涙をこらえて「もう一度」と指を前に出して何度かトライするYちゃんのその姿をお母様はドアの陰で見守っていました。

きっと駆け寄って背中をポンポンしながら応援したかったと思います。

あるいは「また今度にしようか?」と助け舟を出したかったと思います。

でも1人で挑戦する我が子を信じて心の中で応援してくれていました。

でもその日は合格はあげられませんでした。

涙がポロポロポロッと流れているYちゃんにアドバイスをして「来週また待っているからね。大丈夫、Yちゃんは今のポイントを押さえて練習したら必ずできるからね」と伝えました。

そして、翌週!また何時もの明るく可愛らしい笑顔で「先生~暗唱しまぁぁぁす!」と来ました。

なんと、Yちゃん、一発合格です!!

先生は粘り強く何度も挑戦したその根性と、涙を流した悔しさをバネに前に進めた強さに心から拍手を送ります。

そしてこれからも、もっともっとこのお教室で悔しい思いをして前に進む力を養ってほしいと願います。

陰で見守って下さったお母様に拍手!そしてYちゃん、お見事でした!

七田式千葉駅前教室 小山先生より