いつもニコニコ笑顔で教室にやってくるSちゃん。
歌が大好きでリズムをとりながら楽しんでくれます。
ところがあの日だけはどうしても調子が悪く、カードに集中出来ない、大好きな歌でさえ楽しめていませんでした。
そのうちにお母さまと衝突してしまい泣き出してしまいました。
レッスン後に少しだけお母さまとお話しましたが、その日はお母さまの体調が優れず、他にもお悩みがあったらしく、どうしても笑顔になることが出来ていませんでした。
そんなお母さまの様子をひしひしと感じて不安定になってしまったんですね、Sちゃんは。
しかし1週間後、親子でニコニコ笑顔で教室にいらっしゃいました。
レッスン中も親子でニコニコ。
いつもは少しだけやる暗唱もたっぷり、大きな声で!
二人とも嬉しそう。
私もとても嬉しかったです。
伺ったところ、お母さまはとても反省したらしく今の自分とSちゃんをそのまま受けとめて大切にしようと思ったそうです。
素晴らしいことですね。
子どもを認めて誉めて愛したいなら、自分自身も認めて誉めて愛さなければいけないのですね。
まだまだ若いお母さまに教えられました。
そして子どもの感受性の高さにも改めて驚かされました。
きっと子どもたちは親だけでなく私たち講師のことも見て感じているはず。
薄っぺらい気持ちはすぐに見破られますね。
せっかく楽しみにレッスンに来てくれる子どもたちに全身全霊で向かっていこうと再認識しました。
気付かせて下さったSちゃんとお母さまに感謝です。
ありがとうございます。
七田式千葉駅前教室 伊藤先生より