1~2歳クラスのお友達のお話です。
J君はお外遊びが大好きな元気な男の子です。
最近言葉が少しずつ出て来て、イヤイヤ、ママなど言えるようになってきました。
でもママはもう何ヶ月も、このイヤイヤに困り果てていました。
ある日は教室に来たとたん、イヤイヤが始まり、教室の中にも入って来ません。
ママはもう、帰りますと、本当に帰りそうになった事もありました。
私が抱っこして、教室に連れて来たら、気持ちが逸れたのかそのまま無事に??
いえいえ、ちゃんとレッスンを受けれましたが、ママも日頃の育児で疲れてしまったようです。
そんな日々が続いていたのですが、ある時ママが「今週はイヤイヤが少し落ち着いた感じです。」と、ホッとした様子で話してくれました。
母親講座で毎回その話が出ていたので、私もうれしく思っていました。
イヤイヤ期は、ほとんどの子供が多かれ少なかれ通る道で、それも大事な成長過程ですよね。
そして、ホッとしましたと聞いた次の週に、同じクラスのMちゃんが教材の取り組みの時に、イヤイヤで泣いてしまいました。
しばらく泣いていたらJ君が、Mちゃんの頭をなでなでしてくれたのです。
何度も…何度も…。
誰かが言ったわけでもなく、まだ2歳になったばかりの、言葉もまだ出始めたばかりの子供が…。
こんなに小さいJ君の心に、しっかりとお友達を思いやるやさしい心が芽生えているのだなあと、本当に感動しました。
さすが七田の子。
とてもうれしく、癒された出来事です。
七田式船橋駅前教室 近澤先生より