「レッスン中うちの子がぐずってクラスのお友達にご迷惑になったらどうしましょう?」と心配してくださるお父さまお母さまは少なくありません。
子どもたちは雑音の中でも自分の関心に集中できる力を持っています。
ある程度までの雑音は特に苦にならないみたいです。
子どもは大人に比べると聴覚優位であるとされていることを考えると、大人より大量の聴覚情報に上手に対応できる子どもの柔軟性や包容力には本当に感心させられます。
3歳くらいまでは月齢・天候・体調等がその日のコンディションに影響することも多く、レッスン中に眠くなったり甘えたくなったり取組とは別のことをしたくなったり奔放な気持ちをおさめられずぐずってしまうこともままあります。
そんな時、困ったなと焦り気味なぐずりちゃんのお父さまお母さまの表情や、大丈夫かなと心配気味なお友だちのお父さまお母さまの表情とは対照的に、キラキラの好奇心をキープして次々と取組にチャレンジする子どもたちの穏やかな表情に感心してしまいます。
「あの子どうしたのかな大丈夫かな」の認識や配慮と、「この積木どう積んだらいいのかな?」「これは野菜の仲間かな?果物の仲間かな?」の集中力を同時に包容する力を子どもたちは確かに持っています。
日常ではなかなか実感できない頼もしい子どもたちの力、レッスンという場ならではの醍醐味かもしれません。
七田式 葛西教室 植村先生より