2021.3月卒業をした6年生Rくん。
卒業式にて。
R君を担当させていただいたのは年長~小学生2年生夏。
私の臨月まででした。
卒業式での作文では『将来のゆめは海洋学者です』としっかり読む姿に、感無量。
R君に伝えたいと用意していたメッセージが全て飛び、嬉しさと感動と驚きと安心と私の感情は大変でした。
R君は年長さんの時から、レッスン中お話が止まらず、進行するのに少々手を焼きました…ただ、海洋学者になりたい!と聞き鳥肌が立ちました。
R君は、当時から深海魚や海の生き物が大好きで、ほぼそのおしゃべりでした。
R君にとっては無駄話ではなく、頭の中に海の生き物が溢れていたのが見ていてわかりました。
そんなR君の話を全部聞いてあげたいけど、レッスンも進めなきゃ…といつも間でした。
でも好きなことを貫き続けるって本当に素晴らしく、そう簡単にはできません。
それを将来のゆめにまで落とし込むことを、6年生にしてできてしまうって、本当に素晴らしいです。
そして、そんな素敵なR君を育てたお母様が何より素晴らしい方でした。
お母様は、褒めるも叱るも全力の方でした。
R君のレッスン態度や学校での事で、頭を悩ませ、涙する時もありました。
でも、いつもR君のことを信じ続け、R君が興味を示したものを否定せず、一緒に学んでいました。
歴史人物に興味をもてば、手作りで教材をつくり私に、『先生みてくださーい!夜なべして作りましたー』と見せてくださいます。
夏休み前になると『鹿児島まで各駅停車の旅をするので、今お金貯めてるんです!』と幸せに満ちた笑顔で伝えてくれました。
車中では、ゲーム機も無しで2人でお絵描き、しりとり、七田で学んだ地理ソングや歴史人物をを復習しながら地域を回る…
本当に素晴らしい子育てです。
決して誰でも真似できる子育てではないです。
七田の子育て論の中に『短所はみない。長所をみる』という考え方がありますが、まさに、R君のお母様は、こちらを徹底されてきたからこそです。
常に全力で褒め、全力で叱り、一緒に学び、記憶と記録を体験を通して創りあげてきた素晴らしい親子です。
卒業式で数年ぶりに再会したお母様から『当時、先生からR君のお母様はRが可愛いんです!と小学生になっても言えるお母様は素晴らしいですよ』と言われたのが、嬉しかったんです』と言われました。
『我が子がかわいい』と堂々と言えるってほんとに大事なことです。
卒業式のその日もお母様は、『こんなに大きくなっちゃったけど、かわいいんです!ね、R!』と言っていました。
本当に素敵です。
久々に再会したRくんは、海の生き物の専門書を片手に私に近づき、『せんせ、せんせい…』と目を輝かせ、生物に関して話してくれました。
当時のR君の目をキラキラさせながら、話していた姿と変わらず、嬉しいです。
R君.素晴らしい成長過程を見せてくれて、一緒に過ごさせてもらい、ありがとう。
嬉しい報告も、辛いことがあった時でもいつでも教室に帰ってきてね。
七田式葛西、千葉駅前、船橋駅前、津田沼、新浦安教室 古河原先生より