T君は、やっぱり天才でした。

2年前から、担当させていただきましたTくんのお話です。

2年前に始めて出会い、レッスンが始まると初回からさてさてでした。

とにかくイスに座って居られません。

付き添いのお父様の肩に乗るやら、お父様の椅子の後ろにスルッとまわりこむやらで。

お父様にとりましては、レッスン中とはいえども、お叱りの連続でした。

なにせ行動が過敏ですから、目の動きももちろん速く、何かに気づけば、すぐに身体ごと動いてしまうわけです。

とにかくじっとしていられません。

これが2年前の出会いでした。

そんなTくんの年中クラスは、今年度から母子分離のレッスンとなり、付き添いの方もおりませんので、さあ大変です。

一番大変なのは、何より、Tくん本人です。

うっかりしては居られません。

自分の事は、自分で動かなければならないんですから。

エンピツを落としているわけにもいきません。

大変、大変。

よそ見をしていては、課題が終わりません。

大好きな取り組みも、あっという間にお片付けの時間になってしまいます。

そんなTくんもあれから2年,立派なTくんに変身しました。

七田式教育の魔法?

今では、年中組最後の春休み中に、1000コマワードを10分以内で暗唱するというのです。

毎日毎日自ら目標を持って取り組んでいるとか。

3月31日までに達成する。

これをどうしても頑張りたいということでした。

この課題では、お父様もお母様もTくんには、全くかなわないそうです。

「先生、七田式を信じてきてよかったです。」と、先日お母様よりお喜びのお言葉を頂戴しました。

2年前のキョロキョロしていたあの眼、今は確かにレッスン中でも奥深い思考を働かせた眼に変わっております。

ご家庭においては、悔しいと涙があふれる眼でもあるそうです。

Tくんは、まだ年中さんです。

次に迎える年長さん、今後の成長が益々楽しみですね。

Tくんは大きくなったら、何になるのかしら?

自分の目標がはっきりと伝えられる事素晴らしい成長でした。

七田式船橋駅前、葛西、千葉駅前、津田沼、新浦安教室     松村先生より