Yちゃんは、その日レッスンの前に早めに教室に来て、椅子に座ったらすぐ恥ずかしそうに「本読みたい」と言い出しました。
なるほど、Yちゃんは本が大好きです。
赤ちゃん時代から本好きで、3歳の今も相変わらず、本があれば大満足です。
つい最近、私がYちゃんのお母さんと面談している間、Yちゃんはずっとロビーの本棚から絵本を一冊ずつ出して一人でじっと読んでいました。
面談が終わって、Yちゃんの日本語クラスの時間になり、Yちゃんはなかなか本から離れたがらなかったです。
本好きの私は、もちろん本好きのYちゃんが大好きです。
さて、前の話に戻って、Yちゃんはその日の英語のレッスン前に、「本読みたい」と言い出しましたね。
「本読みたいか。じゃあ、英語絵本の暗唱をしようか?」私は誘いました。
「うん!暗唱する!」Yちゃんは素直に答えました。
3冊も暗唱しました!
Yちゃんにとって、これはただの‘暗唱'ではないかもしれません。
これは小さい読書家のYちゃんの‘読書時間'です。
100%合格でなくても、いつもすごく楽しく英語の暗唱絵本を‘読んでいる'Yちゃんを見て、私はいつも「この子は心から本が好き。
だから暗唱も心から楽しんでる。
読解力も、英語力も、絶対伸びる。」と思います。
その日、レッスン後、同じクラスの3歳未満のRちゃんは、ABCの歌に挑戦しようとしました。
5月新入室のRちゃんは、まだABCの歌を完全に歌えないですが、もういい調子です。
Yちゃんは、「私も一緒に歌う!」そして、3歳のYちゃんと2歳のRちゃんは、一緒にアルファベットの歌を歌いました。
すごく可愛かったです。
Rちゃんが暗唱のスタンプを押す時、私はYちゃんにご褒美シールを1枚渡しました。
「Yちゃんはレッスン前にもう暗唱してスタンプを押したね。今のは、特別のご褒美スティッカーです。Yちゃんは優しく小さいお友達を励まして、一緒に暗唱してくれたね。とても優しいお姉さんですね。これはYちゃんの優しさへのご褒美スティッカー!」Yちゃんはとても喜んでいました。
スティッカーを自分の腕に付けました。
小さい胸に、きっとお姉さんの気持ちがいっぱいでした。
帰りに、Yちゃんのお母さんは、この前の振替の時の様子を教えてくれました。
振替先のクラスに、英語が上手な年長のお姉さんがいて、Yちゃんはそのお姉さんの姿を見て、自分も頑張りたい気持ちでした。
七田式のキッズ(幼児)英語クラスは、混齢のクラスです。
この年、このクラスでの小さい子は、次の年にお姉さん、お兄さんになります。
人生の中で、誰でも一番小さくて、一番弱い立場にいる時があります。
しかし、小さくて弱い者は、立場が変わると、大きくて強い者になります。
だから、常に謙虚な気持ちを持つこと、常に自信を持つこと、常に思いやりの心を持つことは、とても重要です。
これは、知育以外に、七田式教室で子どもたちに伝えたいことです。
Yちゃん、また来週ね!
七田式新浦安教室,葛西,千葉駅前,船橋駅前,津田沼教室 リュウ先生より