木曜日の小学生たちの間で、レッスン前や休み時間に本を読む習慣ができました。
初めは一人の女の子が持参した本を読んでいたことがきっかけでした。
毎週いろいろな本を持ってきて熱心に読んでいました。
あんまり熱心に読んでいたので「何を読んでいるの?」と声をかけたところ、楽しそうに本の内容について教えてくれました。
それからは、毎週本の紹介をしてくれるようになりました。
学校の図書室で借りてきたりお母さんに買ってもらったりしながら、小学生向けの小説や偉人の話、道徳、流行りのアニメのノベライズ、大人も読むような自己啓発本(マンガ形式でわかりやすくなっていますが)など、様々なジャンルの本を読んでいました。
その子と私とで「今週の本」について話していると、周りの生徒たちも興味が湧いてきたようで少しずつ話の輪の中に加わるようになりました。
すると、他の子達も自分の好きな本を持ってくるようになり、今では皆こちらから声をかけなくても自然と本の紹介をしてくれるようになりました。
最近では、自分で物語を創って持ってきてくれる子も出てきました。
自分で一から登場人物のプロフィールを考えて、挿絵も自分で描いて立派な本に仕上げています。
ストーリーもなかなか凝っていて、子供の作ったものだと侮っていると驚かされると思います。
今はミステリー小説を執筆中で、途中で読者に向けて謎を投げかけたり、趣向を凝らしていて結末が気になります。
どんな本であれ、本を読む習慣があるということは、とても素晴らしいです。
たくさんの文字に触れて、知識をたっぷり蓄え、新しい世界を広げてほしいと思います。
七田式千葉駅前教室,葛西,千葉駅前,船橋駅前,津田沼,新浦安教室 加藤春香先生より