毎年、卒業生、退室された生徒さん達にお年賀状をお送りしています。

担当させていただいた講師が、生徒さんを思いながら一言(一言では足りないこともしばしば)言葉を添えて投函させていただいています。

それに対して、毎年お返事をいただいたり、節目節目にお子様のご様子をお知らせいただくお手紙をいただいたり、メールやお電話をいただき、会いにいらしてくださったり。

お教室を離れてもお子様のご様子をお知らせいただける幸せを噛み締めるられる時期となりました。

保護者様から成長されたご様子をお知らせいただいたり、お子様ご本人からご連絡をいただいたりと様々ですが、中学生、高校生、大学生、社会人となられた生徒さんのご様子をお知らせいただけるのは、本当にありがたいことです。

更に、節目節目に会いにいらしていただけるのは、何にも変え難い幸せです。

今年も中学1年生になられた生徒さんが、相談したいことがあると、お越しくださいました。

約10年ぶりにお会いした生徒さんは、当時の面影を残しながら、ため息が出るほど素晴らしく成長されていました。

いらっしゃる時は緊張されていたと思いますが、お会いした途端、当時の感覚が蘇り、私も生徒さんもお母様も、すうっと緊張が解けていくのを感じました。

七田を卒業してからのご様子や、今どんなことに打ち込んでいるかなど楽しくお話しを伺わせていただきました。

そして、何より有難かったのが、お教室を離れて数年が経っても、迷ったことを相談しようと、わざわざお越し下さったことです。

そのご相談も、ご自身ばかりではなく、周りのお友達や、周囲のことも考えてのお悩みでした。

中学1年生でここまで考えられる器の大きさに、ただただ感服し、感動で涙が溢れて来ました。

いろいろお話ししながら、最後にお伝えしたのは、そのままでいい、今のあなたは素晴らしいということだけです。

心を育てる教育という言葉は、今、当たり前のように耳にします。

心の成長は、お子様に真正面から向き合っていると、日々小さな成長を見つける事ができます。

その積み重ねが、数年後、真に心が大きく育っているのを目の当たりし、感動で心を揺さぶられる瞬間に繋がっていきます。

保護者が毎日毎日積み重ねてくださっていたことは何一つ無駄になることはありません。

無駄どころかとても重要な糧になっていきます。

その様を見させていただけることに、限りない至福の思いに深く深く感謝いたします。 

七田式新浦安、葛西、千葉駅前、船橋駅前、津田沼教室 武藤先生より