修了作文 最優秀賞 船橋駅前教室 小学2年生
だれにも負けないくらい好きなこと
「みるく、おはよ!」「みるく、行ってきます!」「みるく、ただいま!」
わたしの一日は、みるくといつも一緒です。そう、わたしが誰にも負けないくらい好きなことは、みるくを好きな気持ちです。
みるくと言っても、牛乳のことではありません。みるくは、わたしが6才の時に家に来たミニチュアダックスフンドの男の子です。わたしのお兄ちゃん代わりだったココアが死んで悲しんでいたわたしを、何とか元気にしようと、お父さんとお母さんが家に連れてきてくれました。
わたしがみるくを好きな理由は、わたしの家族であり、弟だからです。いつも可愛くて人懐っこいです。朝起きたら、「やっと起きたの?遊ぼう!」と言うように駆け上がってきます。学校から帰ると「待っていたよ!」と言わんばかりに尻尾をパタパタさせて出迎えてくれます。宿題をしていると、「つまんないの!」と言うように伏せて、わたしを見つめます。おじいちゃんが亡くなって泣いていた時は、何も言わずおしりをくっつけて、ただ黙って寄り添ってくれました。もしも、みるくがいなかったら、寂しすぎて心にぽっかり穴が開いていたと思います。
だから、わたしは自分と一緒にいてくれるみるくが大好きです。これからも長くいられるように、大切にしていきたいです。
船橋駅前教室 ねもと かほ