葛西教室
英語のレッスンでも大切なhugの時間
大切なハグ 『hug』という題名の、英語の絵本があります。
1頭の小さいゴリラが、赤ちゃん時代から森の動物たちに大切にされて、いつもハグされていました。
大きくなってから、ゴリラ君は誕生日のある日、急に寂しくなります。
理由は、森の動物たちは皆、忙しそうで、前のように親切ではなさそうだから。
ここまで読むと、この絵本は、
子どもの成長のつらさを伝えたいようにも見えます。
でも、絵本の最後には、動物たちが集まって、ゴリラ君のお母さんと一緒に誕生日のお祝いをしてくれます。
結局、ゴリラ君は相変わらず、温かいハグをもらいました。
とても温かい絵本です。
七田式の英語レッスンにも、大切なハグの時間があります。
いつも、深呼吸の後、講師が生徒さんとお母さんにハグをさせます。
私がいつも言う言葉はこうです。
「Now please give your Mum a big hug.」
「I love you Mummy.」
「I love you 〇〇.」
「Thank you for coming here with me today...」
私の生徒さんは皆、3歳前後のお子さんで、自分が成長して少し努力したい気持ちもあり、まだ甘えん坊のところもあります。
このハグの時間は、生徒さんだけではなくお母様にもとても大切な時間です。
なぜかというと、目をつぶって我が子に
「I love you」
と言いながらほっぺにキスするお母さんの顔には、本当に幸せが溢れています。
Y君は、3歳半の男の子。
11月から英語入室しました。
10月は、3回のチャレンジを受けました。
1回目のチャレンジレッスンのハグの時、お母さんが後ろからY君をハグしようとすると、Y君はびっくりして、不機嫌になり、グーでお母さんの顔を打ちました。
2回目のレッスンの時も、同じでした。
お母さんは、とても綺麗で優しい方です。
正直に言えば私は、ああ、お母さんが可哀想だな、と思いました。
その場でY君に、お母さんを叩いちゃいけないよ、と注意しました。
レッスンの後、お母さんにこう言いました。
「Y君はたぶん、そのハグにまだ慣れていないので、無意識に体が反応しただけ。お母さんが嫌いだから叩くのではなく、自分がびっくりしたことを伝えたいのでしょう。」
お母さんは納得した様子で、目に少し涙が浮かびました。
3回目のチャレンジレッスンの時、お母さんは注意して、後ろからそぅっと、ハグの形を作るだけにしました。
Y君は、お母さんを叩きませんでした。
レッスンの後、それについて、私はお母さんもY君も両方褒めました。
お母さんの目に、また涙が浮かびましたが、それは今度こそ、我が子が成長したことによる、うれし涙でした。
11月になって、Y君の5回目のレッスンのハグの時間は、もうY君とお母さんの幸せの時間になりました。
Y君はまだ恥ずかしそうで、他の子のようにギュッと強くハグはしないけれど、顔には嬉しさが混じっていました。
その日のレッスンの後に、もう1つ意外なことがありました。
同じクラスのSちゃんとR君は、お互いに仲良しのハグをしました。
とても温かい場面でした。
そして、SちゃんとR君はそれぞれY君ともハグをしたかった。
恥ずかしいY君は、手を伸ばして避けようとしました。
私は、「じゃあ、先生とハグしようか?」
Y君の前に行って、そっとY君の体の周りに手を回すと、Y君は避けようとはせず、いつもの嬉しさと恥ずかしさの混じった顔で、ハグを受け入れてくれました。
私は、本当に感動しました。
いつか、Y君が自分からお母さんや、友だちや、先生たちへハグするのを、待っています。
七田式新浦安教室 リュウ先生より
生後6か月のレッスン 毎回が感動です
先月より生後6ヶ月のK君、Yちゃんのレッスンが開始しました。
ママに抱っこされて来室した2人。
いつもと違う場所、いつもと違う雰囲気に、ここはどこだ!といった面持ち。
大好きなママのお膝にちょこんと坐ってレッスンが始まりました。
見るもの、聞くものにキョトンとしています。
途中、1人がウェーンと泣き出すと、2人の大合唱。
大好きなママに背中をトントンされて気持ちが落ち着くと、ニコニコ笑顔に大変身!
そんな2人が大好きなのは、ベビーマッサージ。
ママの愛情たっぷりの手のマッサージは気持ちがいいね。
寝返りが上手になった2人は、コロンコロン寝返りを披露。
「すごいね!上手だね!」
毎回のレッスンで2人から沢山の感動をもらっています。
前回のレッスンで、ママのお膝に座った2人は、お互いの手を触りっこ。
手を繋いでいました!
お母様方も私もびっくり!
お教室の中が更に温かいエネルギーで一杯になりました。
レッスン開始から、ひと月経ち、お互いを認識し始めている場に出会たこと、とっても嬉しく思います。
先々週より先週、先週より今週・・・目を見張る成長を見せてくれます。
毎回、感動の連続です。
その根底には、お母様の愛情が溢れていることは言うまでもありません。
素敵なお母様方、K君、Yちゃんに出会えたことに感謝の気持ちで一杯です。
七田式葛西教室 湯川先生より
根気よく諦めず面倒がらずにルールを教えていること
葛西教室のベビークラス。
0~2歳児の小さくて可愛い生徒さんたちが元気に通ってきてくれています。
2歳のお子さまたちは自我が芽生え、目に入るあらゆることに興味津々。
その様子を見ていると、歩くって楽しいな!
物を触って掴めるってステキだな!
という声が聞こえてきそうなくらい、生き生きと楽しそうです。
でも、当然のことながら、レッスン中であろうと目についた魅力的なものに一目散!
お教室では講師のイスの周辺は教材やカードなどが置かれており、机を境に生徒さんは入れないことになっています。
お母様たちは十分ご存知でも小さな生徒さんには理解できないことですから…机の横やら下やら、ありとあらゆるところから「ひょっこりはん!」で、侵入することもしばしば。
ここでこのクラスのお母様たちの素晴らしいところ。
それは、とにかく根気よく諦めず面倒がらずにルールを教えていることです。
何か面白そうな物を見つけるとつい突進してしまうお子さまに、感情的になることなく何度でも「先生の場所だよ。◯◯ちゃんはこっちね」と言いながら優しく引き戻します。
生徒さんたちはそれでもめげずにまた動き出したり思い通りにならない不満から泣き出したり。
それでもお母様は動じることなく毅然と言い聞かせと引き戻しを繰り返します。
その一貫した態度が小さなお子さまたちにも伝わるのでしょう、泣いているお子さまも長泣きをすることもなく泣き止みます。
先日は0歳の妹Mちゃんと一緒に通っている2歳のE君が「先生の場所」にやって来ました。
お母様はMちゃんを抱っこしているので、咄嗟には動けません。
そこで近くにいたクラスメイトのYちゃんのお母様が「はい、E君はこっちだよね」と優しくE君を引き戻して下さいました。
ためらうことなく自然に行動されたお母様からは何とも言えない柔らかな愛情を感じたまらなく暖かい気持ちになりました。
E君のお母様も微笑みながら「ありがとうございます」とおっしゃって…例えばこんな時、「あー!すみません!」と謝る方も多いですし、それも決して間違ってはいませんが「ありがとうございます」って何だかとてもステキですよね。
「迷惑かけてすみません」ではなく、「教えていただいてありがとうございます」で構わないシチュエーションは結構たくさんあるな、と改めて思いました。
そして、何よりもお母様たちの中に「我が子のことだけ見ていればいい」というのではなく、子どもという宝物を、みんなで見守り育んでいこうという気持ちが自然と根付いている証拠なのだな、と、とてもとても嬉しく誇らしい気持ちになりました。
動きながらも英語を口にしたりお歌を歌ったり、フラッシュカードにじっと集中したり、という姿を見せてくれる生徒さんたち。
お母様たちの日々のお声がけの賜物でレッスンのルールが少しずつ身に付いていくことを確信しています。
お母様、いつもありがとうございます。
E君、Yちゃん、Mちゃん、成長の素晴らしさを教えてくれてありがとう!
七田式葛西教室 斎藤先生より
インプットした事がアウトプットされはじめて
いつも元気にお教室に通ってくるMちゃん。
通室を始めたころは、緊張している様子が伺えました。
1ケ月、2ケ月経った頃より、笑顔が増え、同時にこちらの問いかけに対して発言するようになりました。
すごいね!できたね!と声をかけると、とっても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
ここ最近は、思った事を積極的に言葉に出すようになり、その姿には目をみはるものがありました。
先日、保育園でお絵描きをした時に、絵の横に自分の名前をひらがなで書き、保育士さんがびっくりしてお母様に報告があったそうです。
その報告を聞いたお母様も大変驚かれたと話してくださいました。
レッスンやレッスンプリントで「よこにほん、うえから・・・」等々、文字書きで取り組んでいることをいつの間にか、習得していたようです。
お母様もインプットしていることがこうして形としてアウトプットされたことを目の当たりにして、様々な取組の重要性を再認識されたご様子でした。
絵本が大好きで、小さい頃より、ご家庭で沢山読み聞かせをしていらっしゃる事が基本となっていらっしゃいます。
レッスンプリントが大好きなので、この月令にあったプリントコースを開始しました。
これからのMちゃんの成長が楽しみです。
七田式葛西教室 湯川先生より
お母様のさりげない習慣化にあっぱれ!"Sticker, please."
お母様が教えて下さったとってもいいお話。
英語クラスに通う3歳のAちゃんとお母様が先日香港へ旅行に行かれた時のことです。
Aちゃんは現地でお友達になった外国人の子と何やらお話しながら一緒に遊んでいたそうです。
それだけでも驚きですが、香港のディズニーランドへ行った時のこと。
キャストに"Sticker, please."と言うと、特別なシールをもらえるそうです。
Aちゃんはキャストに会うたびにSticker, please!と可愛い声で言ってキャストたちもニッコリ!
たくさんのシールをもらえたとのこと。
実はこのSticker, please!のフレーズは英語クラスのレッスンの最後に出席シールをもらう時、Aちゃんが言っているセリフなのです!
私も毎レッスン常に英語で「シール下さい、って言ってね」と呼びかけているのですが、Aちゃんの場合はまだお話を始めない1歳前のベビーちゃんの頃からお母様がいつも"sticker, please."と言ってお手本を示していました。
その言葉のシャワーを浴び続けていたAちゃん。
とても早いうちからレッスンでも"Sticker, please."と言えていましたが、その何気ない一言が思わぬところで役に立って、ご旅行を更に楽しめる要素になったとは!
お母様のさりげない習慣化にあっぱれ!
Aちゃんもきっと言葉が通じる喜びを存分に味わって自信をつけたことでしょう。
思い出いっぱいの旅になったね!
お母様、ステキなエピソードを教えていただきありがとうございました。
七田式葛西教室 斎藤先生より