Monthly Archives: 1月 2020
暗唱はみんなの前で言えて嬉しい!の気持ちを一番大切に
年少前クラスに通ってくれているJくん。
とっても恥ずかしがりやな男の子ですが、大好きな電車の話になると、キラキラの瞳を輝かせてお話しをしてくれます。
JくんのいるCクラスでは、今年度から暗唱の取り組みが始まりました。
とは言え、月齢や言葉の発達もかなり差がある学年なので、一人一人お子様のご様子を見ながら発表出来て楽しい!
みんなの前で言えて嬉しい!の気持ちを一番大切に、お子様のペースで取り組み始めて頂きます。
電車の話をしている時のJくんは、流暢に沢山の知識を私に話してくれるのですが、暗唱の発表の時間になると、ピタリと口を噤んでしまいます。
ご家庭ではお母さまがたくさんの絵本を繰り返し読んで下さるのをとてもよく聞いていて、スラスラ話すんですよ!
とのお言葉を伺い、それではお家で暗唱しているところを是非動画で撮ってきていただくことを提案させていただき、それを発表の時間に流していただきました。
レッスンの時とはまた違ったリラックスした格好でおはなし絵本を楽しそうにスラスラ読んでいるJくんのカッコいい事!
お風呂上がりだった様で、ちゃんとその事も私に説明してくれ、暗唱が終わった時には満面の笑みで嬉しさを全身で表現していました。
今はまだ芽が出る前段階の大切な時期。
必ず出来ると信じ、でも繰り返しのインプットは忘れずに、後はJくんから出てくるのをひたすら待っていてあげる。
みんなの前で発表出来る日をお母さまと一緒に見守り続けていきたいと思っています。
貴重な時間の瞬間に立ち会える日を今からワクワクしています!
七田式 葛西教室 吉野先生より
毎週必ず英語の絵本を暗唱してくれます
英語レッスンのはじめ、自己紹介練習の時、"How old are you?"と聞かれたら、生徒さんたちはよく自分の指を立てて、年齢の数を教えてくれます。
私も指を出して、小さい指とタッチします。
年長のY君は、6歳になりました。
"How old are you?"
"I'm six."は通常のやり取りです。
昨日、私はいつものようにY君とhigh-fiveをしましたが、Y君はそのまま私の手をつかんで、紳士みたいにキスしてくれました。
これはこれは、ビックリしました!
一瞬、私の顔が熱くなりました。(もしかしたら、赤かったかもしれません。)
レッスン後、自分一人の教室の中で冷静になって、「なるほど、きっとそうなんだ」とY君の急なキスのことを理解しました。
年長さんのY君は、今年の4月から英語入室されました。
最初の二、三カ月の間、Y君はよく日本語で私の言う英語の意味を聞きました。
「どういう意味?」「分かりません。」「早くゲームやりたいなぁ!」
しかし、だんだんに、こういう質問は少なくなりました。
確認する質問に変わりました。
私の言った英語に、「これでしょ?」「○○なの?」今は、さらに、Y君からの意味付け確認の質問もほとんどなくなりました。
9月に入室の妹のKちゃんもY君と同じレッスンを受けます。
今のKちゃんは、お兄ちゃんが入室した時みたいに日本語で喋ってしまい、そんな時、Y君は「英語で話して!」とKちゃんに教えてあげられます。
Y君の成長の姿はハッキリ見られます
6月から、Y君は暗唱絵本の取り組みを始めました。
毎回レッスンの日、Y君は必ず1冊以上の暗唱を行います。
一回で5冊を暗唱する時もありました。
ちなみにすばらしいのは、Y君の暗唱は、全部一回で合格なのです!
私は凄く感心します。
初めて会って以来、Y君のお母さんは、3人目の子を妊娠、出産、多忙の子育ての日々の中で、
真剣にY君の暗唱の取り組みを面倒見てきました。
本当にすばらしいお母さんです。
ついに、昨日のレッスン前、Y君は最後の1冊の暗唱絵本を達成して、メダルと賞状をもらいました。
写真を撮る時、Y君は心から笑って、笑顔は満開の花みたいでした。
お母さんもとても嬉しそうでした。
幼児の先生の話によると、Y君は英語の次の幼児コースの時も、ずっとメダルを首にかけて、ついつい満足そうに触っていたそうです。
話はY君の紳士のキスに戻ります。
26冊の暗唱を全部達成して、メダルをかけたY君は、きっと嬉しい、そして幸せな気持ちを私に伝えたかったのです。
先生も素直なY君が大好きです。
これから、Stage2の暗唱絵本に進んで、一緒に頑張りましょう!
お母さん、素敵なY君を育てていただいて、ありがとうございます!
七田式新浦安教室リュウ先生より
お友達のパワー
葛西教室、土曜日は沢山のお子さんでロビーはとても賑わっています。
先月のレッスン、いつも元気なSくんが、午前中ということもあってなんだか元気が無く、ロビーでのアクティビティもお教室に引っ込んだままでてきません。
先生の優しい誘いもイヤイヤ、ママとやろうと言っても首を終えた振るばかり、困ったなぁという雰囲気が漂い始めるかな?という時に同じクラスのRくんが一緒にやろうと声をかけました。
すると、他の子供達もやろう!と声をかけはじめ、イヤイヤと言っていたSくんも苦笑いしながらお部屋から出てきて、照れ臭そうにママとロビーでの取り組みをやっていました。
その後すぐに英語のレッスン、さてどんな感じで現れるかな?と待っていたらいつも通り満面の笑顔でハローと言って入ってきました。
どんな理由でイヤイヤがあったのかはわかりませんが、みんなが一緒にやろう!と声をかけたという優しい誘い、まだまだママやパパが1番の年頃だとは思いますが、赤ちゃんの時から一緒にレッスンをしてきているお友達のパワーも大切になってきているのね。
と思った微笑ましい出来事がありました。
本当に未就園児から幼稚園生の年頃は、様々な理由で出来てたことがやりたくなくなったり、出来なかったことが突然出来たりと日々進歩していて、見ていてこちらもとても良いパワーをもらえます。
また、そんなお子さん達を暖かく見守るお母様、お父様にも優しい、気持ちを沢山もらっています。
まだまだ暑い日が続く中、新学期頑張ろうと思った1日でした。
葛西教室 村瀬先生より
みんなが通るイヤイヤ期
2歳児クラスの子ども達は、最近、とても言葉が上手になってきました。
レッスンしていてもとても楽しいです。
「どうぞ」と言ってレッスンで使用したお道具を返してくれます。
いやいや期が終わったお子さんは、本当にお利口さんに座っていられるようになりました。
いやいや期真っ最中のお子さんも、お取り組みの時はきちんと座って出来るようになってきました。
いやいや期のお父さん、お母さんから、いつも、相談を受けるときには、いやいや期は、一生続きません。
ほんの数ヶ月です。
2歳の時にきてくれて、良かったですね。
もしいやいや期が、中学生になった時にきたらどうしますか?と、問います。
皆さん、「それは困ります」とおっしゃいます。
「そうですよね。だから、いま2歳の時に、来るべきときにきてくれて感謝なんですよ。成長する上での、ステップですし、先が見えないと思うと、不安になるかもしれませんが絶対終わりはきます。
絆を作っているんだと思って、上手にいやいやを、受け流していきましょう。
びっくりするくらいいやいやと、言わなくなりますよ。終わりが来ると思えば頑張れますね?」と、励まします。
レッスン中も、お父さん、お母さん、子どもたちと、楽しみながら成長を見守りたいと思います。
七田式津田沼教室 笠原先生より
非認知能力を育てるってどういうことですか?
年中クラスのレッスン後、子育て講座でのこと。
Sくんのお母様から「ちょっといいですか?」と質問をいただきました。
「非認知能力を育てるってどういうことですか?」詳しくお伺いしたところ、お友達のお母様から非認知能力を育てるには小さい時は勉強なんかさせずに遊ばせることが大事だと言われたとのこと。
その時きちんと言い返せず悔しい思いをされたそうです。
「皆様はどう思われますか?」とお母さま方に伺うと
「あるある!やたらに遊ばせることを強調してくるお母さんいますよね!」
「それで上手くいっているかと言ったらそうでもなく」など、皆様が日々直面していらっしゃることが多々出てきました。
「七田って勉強だけじゃないですよね!上手く言えないけれど、子どもってすごいなと感じることが日常の中にいっぱいある。七田に通ってなかったら気づけなかった。」とAくんのお母さま。
「いつもここに来て子育てを振り返れます。まだまだですけど…でもここに来てなかったらどうなってるか…」とKくんのお母さまも。
するとSくんのお母さまが、「ここ(七田)にいるとみんなすごいからあまり感じないですけど、一歩外に出るとやっぱり違うなと思います。」
「すごいなと思われるのは学力的な事ですか?」と伺うと皆様一様に首を横に振られました。
「それが非認知能力ですよ」IQや点数などで測れない力、例えばお友達に対する思いやりだったり、みんなと協力する力だったり、コミュニケーション能力だったり。
上手くいかなかった時にどうするか、お母さま方のサポートのもとに考えながらやり遂げていくことを積み上げていく、その経験がとても大事であることをお話しさせていただきました。
また、アメリカのミシガン州で行われたプロジェクトのこともお話しさせていただきました。
低所得者層の幼児を対象に行われ40年間追跡調査をしたところ、幼児期に知的取り組みを定期的に行ったグループとそうでないグループとでは、大人になってから収入、学歴、生活等あらゆる面で大きな差が出たこと。
IQでは10歳ごろには大差がなかったにも関わらずなぜそのような結果になったかは、幼児期の働きかけで非認知スキルを身につけたからと考えられていることなどをお話しいたしました。
するとRちゃんのお母さまが「私の弟が七田をやっていて、特にすごく勉強したわけでもないのに、成績は良かったし、そこそこの高校大学に行きました。私の目から見ると遊んでいるようにしか見えなかったけど、ただ遊んでいるだけだったら、ああはならなかったと思います。だから私の子どもたちは絶対七田に入れようと思ってました。」と仰って下さいました。
それを聞いたSくんのお母さま、「そうなんですね!伺って良かった!」すこんと腑に落ちたようでした。
ここ何年か大人になった七田の卒業生をみて、会社の先輩や上司の方がお子さまを七田に!とご入室される方が増えています。
七田の卒業生たちが実績を物語ってくれていることがとても嬉しく、ありがたく思います。
七田式葛西教室武藤先生より