Monthly Archives: 3月 2021
全身全霊で楽しんでいる暗唱
昨年、仕事以外の時間は、ほぼ自宅で過ごしました。
およそ130冊の本を読みました。
自分の好みに合わせ、大体は英語の児童文学の本ですが、コロナのおかげで、以前は読むと思わなかったカミュさんの『ペスト』(The Plague,1947)とダニエル・デフォーさんの『ペスト年代記』(A Journal of the Plague Year, 1722)も読みました。
最近は、中国の作家劉慈欣の長編SF小説『三体』のオーディオブックを聴いています。
広大な宇宙の中、ただ一つの地球。
繰り返し長い歴史の中、ただ一期一会の現在。
生きていて良かったです。
家族と家族になって、友達と友達になって良かったです。
七田式教室の皆さんに会えて良かったです。
Yちゃんのお母さんと後期面談の時、お母さんから、Yちゃんは相変わらず本が大好きと聞きました。
確かに、Yちゃんが暗唱する時、いつも全身全霊で楽しんでいる様子です。
「楽しいから、好きだからやりたい」という雰囲気です。
お母さんも、いつも傍で悠々と見守ってくれます。
そんなYちゃんとお母さん、私は大好きです。
Yちゃんのお母さんへ、私の娘たちが小さい時大好きだった絵本を、何冊かお勧めしました。
お母さんは真剣にメモを取って、次の週に私に言いました。
「明日、先生がこの前お勧めしてくれた本を借りに行きます。」
楽しみです。
Yちゃんとお母さんの親子読書の姿を想像するのは幸せです。
来年度も、よろしくお願いします。
そして来年度も、本を読みましょう。
七田式葛西、千葉駅前、新浦安、船橋駅前、津田沼教室 劉先生より
四字熟語をすらすら覚えた秘訣とは
七田式寺下グループの教室では毎年11月
「読み聞かせマラソン」
というイベントを催しています。
11月の1ヶ月間、意識してたくさんの本を読みましょうという趣旨で、毎日読んだ本の冊数を記録していただきます。
1ヶ月間の合計冊数に応じた段級位を設定して賞状やメダルやトロフィーを準備して盛り上がります。
暗唱の取組が本格的になる3歳児クラスのYちゃん。
お母さまが工夫してくださって、暗唱教材の四字熟語かるた50種をカードホルダーに収めて絵本仕立てにしました。
そして就寝時に読み聞かせしてくださったそうです。
Yちゃんとお母さま、四字熟語かるたを暗唱しようと取組スタートしてくださっていたものの、思うように方法とペースが定まらず思案されていたところでした。
ひとつひとつを厳密に暗唱しようとフォーカスするそれまでの方法をひとまず置いて、
絵本仕立てにしたものを毎日どんどん楽しく繰り返して読んでみました。
すると、11月が終わる前には50種すべてを一気にすらすら暗唱できるようになりました。
Yちゃんが涼しい顔ですらすら発表を続ける傍で、お母さまは
「絵本読みの力、子どもの力、楽しむことの力、すごいですね」
と感慨深げにしていらっしゃいました。
いい1ヶ月間を過ごしていただけてよかったな、と嬉しく思った出来事でした。
七田式葛西,千葉駅前,船橋駅前,津田沼,新浦安教室 植村先生より
プリント学習と生活に沿った経験
年長さんのレッスンでは、プリント学習だけではなく、作文を書いたり、実験をしたり、積み木をしたり、様々な取り組みをします。
先日のレッスンでは、
「蝶々結びをする」
という取り組みがありました。
みんなやったことはあるけれど、いつもはお母様のサポートがある様子。
そんな中、Sちゃんは、とてもきれいな蝶々結びができました。
「とても上手ね。いつもやってるの?」
と尋ねると、
「ママのお手伝いするときにエプロンするから、その時に毎日結ぶの。前は縦になっちゃってたけど、キレイにできるようになったんだよ。」
と、答えてくれました。
Sちゃんは、以前からお手伝いが大好き。
お母様がたくさんほめてくださる成果です。
お手伝いは、とても大切ですが、日常の忙しさによっては、お手伝いの時間がとれないお母様もいらっしゃいます。
Sちゃんのお母様は、Sちゃんとお手伝いの時間を楽しんでいらっしゃいます。
レッスンで「除夜の鐘」が出てきたときに、Sちゃんが知らないことに気づいたお母さん。
年末に除夜の鐘を撞く経験をさせてくれました。
プリント上の学習だけでなく、しっかりと生活に沿った経験をさせてくださるお母様のお姿は、お手本です。
Sちゃんは、英語のレッスンもしています。
ふと、雨が降っていることに気づいたSちゃんは、お母様に
「It's rainy.」
と教えてくれたそうです。
サラッと英語が出てしまう。
Sちゃんのお母様が英語のかけ流しを継続してくださっている成果がでてきています。
生活の中でしっかりと学んでいるSちゃんのこれからの成長が楽しみです。
七田式津田沼・葛西・新浦安・船橋駅前・千葉駅前教室 稲冨先生より
好奇心旺盛で心豊かな子になる秘訣とは
2歳児クラス。
乗りものが大好きなKくん。
カードフラッシュが始まると
「ブーブないねー」
と、乗りもののカードのリクエスト。
ついに大好きな乗りもののカードが出てくると、大きな目をますますキラキラさせてとびっきりの笑顔を見せてくれます。
また、取り組みの時間に食べ物の教材が出てくると、Kくんは必ずお母様に一口食べさせてあげる真似をしてくれるんです。
とっても心を優しい男の子です。
お休みの日には、ご家族でKくんの大好きな新幹線に乗って紅葉を見に行かれたり、動物と触れ合う時間を楽しまれていたり。
五感を刺激するような体験を自然とされています。
子育てをお父様もお母様も心から楽しんでいるのがわかります。
そんな経験がKくんを好奇心旺盛で心豊かなお子さまへと導いているのでしょうね。
これからも素敵な体験のお話を聞かせて下さいね。
七田式葛西、千葉駅前、船橋駅前、津田沼、新浦安教室 越後先生より
眠れぬ夜は女子トークで幸せ
Mちゃんは、毎週いちごの形のかわいいバッグをちゃんと自分で持って教室に来てくれる、1歳のかわいい女の子です。
お母さまは最近、Mちゃんが、夜すぐに寝てくれなくなり、少し困っていたそうです。
そこで、お母さまは、とても良い方法を見つけたと、素敵なお話をして下さいました。
それは、眠れないMちゃんを、無理に寝かせようとせず、Mちゃんと、女子トークをしようと考えたそうです。
おふとんで、顔を向かい合わせて横になり、今日あったことや、明日あることをお母さまがお話しします。
Mちゃんはまだ1歳で、おしゃべりはしないのですが、お母さまが、
「今日、七田に行ったね」
と言うと、Mちゃんは、ニッコリ笑って
「うん」
「今日もお友達に会えてすごく楽しかったね」
とお母さまがいうと、Mちゃんは、
「うん、うん」
と楽しそうにニッコリしてうなずいて、お母さまは、
「二人で女子トークしているみたいで、とても楽しいんです。」
とおっしゃいました。
お母さまとMちゃんがとっても楽しそうにお話している姿が目に浮かびます。
お話して下さるお母さまからは、幸せな気持ちが、すごく伝わってきて、私までとても幸せな気持ちになれました。
寝る前にそんな楽しい女子トークをして幸せな気持ちで眠れるなんて本当に幸せですね。
Mちゃんがなかなか寝つけない時間をこんなに幸せな時間にしてしまったお母さま、本当に素晴らしいです。
七田式 葛西、新浦安、千葉駅前、津田沼、船橋駅前教室 塩川先生より