ごきょうだいで土曜日クラスに通室している年中クラスのAちゃんと3歳児クラスのHくん。

弟のHくんがお母さんとレッスンに入っている間、Aちゃんはロビーでおとなしく待っています。

手先がとても器用なAちゃんは、様々な作品を作って、次から次へと見せに来てくれます。

細かい部分も上手に切った切り絵や、複雑に折り込んだ折り紙の作品、またはひらがなで書いたお手紙などです。

いつもニコニコしながら持ってきて、嬉しそうに見せてくれるのでとても楽しみでした。

次々とアイデアを形にしていき、また発想が途切れないのはすごいなぁと感心します。

ある週の土曜日。

この日はなんだかとても忙しく、Aちゃんが作品を見せたそうにしていましたが、なかなか応じてあげられませんでした。

別の先生が声をかけてくださり、お話を聞いてくださいました。

するとその先生が「加藤先生ににお話があるみたいですよ!」と笑いながら教えてくれました。

やっと手が空き、Aちゃんのもとへ行くと、いつもと様子が違ってもじもじしていました。

「どうしたの?」と声をかけると、一枚の紙を渡されました。

よく見てみると、かわいいひらがなで「かとうせんせい、だいすき。いつもありがとう」と書いてありました。

とてもとても嬉しかったので、「先生もAちゃんがだいすきだよ!」と伝えて、思いっきりハグしました。

いつもより忙しそうにしている私を気遣ってくれたAちゃんは、本当に心が優しく、人の気持ちに寄り添える素晴らしい七田っ子だなと思いました。

七田式千葉駅前教室 加藤先生より