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葛西教室

2018.01.05

秘密の言葉:「手伝ってくれる?」

 

【一】

先週レッスン後の午後、次週の取り組みの材料を準備した後で、わたしは英語科のポスターを作り始めました。

ポスターの裏に養生テープを貼る時、一人の女の子に聞かれました:「何してるの?」

「ポスターを作ってるよ。今月の英語はこんな風にやるよと、みんなに伝えたいの。手伝ってくれる?」

「うん!」女の子はとてもうれしそうに言って、テープ切りと貼り付けを手伝ってくれました。

ポスターの位置や曲がっていないかも、チェックしてくれました。

それは、二年生の女の子でした。妹と一緒に教室に来て、妹が先にレッスンに行った後、ロビーで待っていました。

その間に、わたしのお手伝いをしてくれたのです。

作業が終わって、わたしが帰る準備をするのを見て、女の子は微笑んで、わたしに

「バイバイ、さようなら」と言ってくれました。

わたしは心の中が暖かく感じました。

初めて出会った先生と、教室のみんなの為に、一緒にポスターを頑張って作りました。

その嬉しさは、きっとあの女の子の心の一部になりました。

「手伝ってくれる?」と聞いて、良かったです。

【二】

E君はとても元気な4歳の男の子です。

ある日の午後、E君のレッスンが終わる時、ちょうどほかのクラスがトランポリンを使い終わりました。

片付けるはずのトランポリンを、E君は遊びたくてたまらない様子でした。

私はトランポリンを引っ張りながら、E君に言いました、

「重い!手伝ってくれる?」

「うん!!!E君強い!!!」

結局、4歳のE君は、一人でトランポリンを引っ張りました。

引っ張りながら、

「E君が強い!E君が強い!」とつぶやきました。

その一生懸命の小さい姿を見て、わたしは思わず微笑みました。

E君はきっと強くて立派な若者になります!

信じています。

【三】

S君はマンツーの生徒です。

体の力は弱いですが、心の力は強いです。

笑顔もとても温かいです。

わたしは、S君のレッスンの時に、S君と先生の応援をするのが大好きです。

そんなあるレッスンの時、いつものように、先生は梯子を出して、S君が登れるように用意しました。

その時、4歳のY君もロビーにいました。

梯子を見て、Y君は思わず登りたくなりました。

「だめだよ!」Y君のお母さんは慌てて言いました。

Y君は梯子に手を掛け、そのまま離すつもりはない様でした。

どうしよう。あ!あの言葉!

「Yちゃん、手伝ってくれる?先生と一緒に梯子を持って、Sちゃんを守りましょう!」

Y君はすっかり嬉しくなって、一生懸命梯子の横を持って、わたしと両側で、S君がゆっくり登るのを見守りました。

そして、S君がてっぺんまで着くと、Y君も一緒に拍手をしました。Y君のお母さんも、S君のお母さんも、微笑みました。

【まとめ】

どんな小さい子も、この世界で自分の場所を見つけたいのです。どんな小さい子も、周りの人の為に自分の力を出したいのです。

「だめ!」の一言を言う代わりに、「手伝ってくれる?」と言えば、不思議な事が起こるかも知れません。

これからも、この魔法の言葉で、不思議な力を持つ多くの子どもたちを見守りたいです。

七田式新浦安、葛西教室 リュウ先生より

2018.01.01

今年もよろしくお願いいたします

年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
七田式教育はおかげさまで、本年60周年を迎えます。
この60年という歴史の中で、幼児教育ではオンリーワンの存在となり、今や世界で実施されるメソッドとなりました。


すでにお伝えした通り、昨年をもちまして、七田式教育の創始者である故・七田眞が設立しました「株式会社しちだ・教育研究所」と、当教室が加盟していた運営会社SCAとのライセンス契約が終了しました。
当教室は、引き続き七田式教育を実施するために「株式会社しちだ・教育研究所」と直接フランチャイズ契約を結ぶこととなりました。


これにより当教室は、世界17ヵ国で七田式教育を展開する、しちだ・教育研究所直轄の真正な七田式教育実施教室となります。


それに伴い、海外教室との交流も盛んになり、世界標準の子育てや、世界で活躍するリーダーシップ教育が現実のものとなります


ご存知のように、当教室は、皆様のおかげで、英語の暗唱コンテストや英語検定合格、作文コンテスト等において、日本一の成果をあげておりますが、今後は海外文化交流を積極的に行い、世界一の教室を目指していきます!


これからも、当教室および講師一同は、七田式教育の実践を通じて、大切なお子様の無限の可能性を引き出し、高い人間性と自立心を育て、今まで以上にご満足いただけますよう、より一層精進していきます。

今年もよろしくお願い致します。

      七田式教育 寺下グループ (葛西、新浦安、船橋駅前、津田沼、千葉駅教室)

                                 代表 寺下和也

2017.12.27

七田のレッスンは「大好き!」がいっぱい!

年少クラスでのこと。

いつものように言葉をかけます。

「今日は来てくれてありがとう。先生はとっても嬉しいです。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなのことが大好きです。先生もみんなのことが大好きです。」

すると口々に「私のことも?」といい出しました。

「もちろん、Sちゃんのこともだーいすきです。」と一人一人のお名前を言いながら答えると、Sちゃんが

「わたしのママも好き?」と言いました。

「もちろん、大好きですよ。」と答えるとホッとした様子で

「ママ、よかったね」と嬉しそうに笑いました。

自分のことを「好き」と言ってもらえると嬉しい。

大好きなママのことを「好き」と言ってもらえて、もっと嬉しい。

そんなママ思いのSちゃんとSちゃんの姿を嬉しそうに見ているお母さまの姿がほんとに素敵だな、と思いました。

講師としてこのような場面にいられることを本当にうれしく思います。 

七田式葛西教室 瀬尾先生より

2017.12.11

「噛み噛みしたらライオンさん痛くて泣いちゃうね」

2歳児クラスのYちゃん。

お指しゃぶりが大好きで、そのことをお母さまは「卒業してほしいんですが…」と気にしていらっしゃいました。

本が好き、お絵かきも上手、レッスン中のお取組ひとつひとつへの好奇心と集中力もすばらしいYちゃん、年齢月齢よりしっかりと大人びているだけに、お指しゃぶりのかわいらしさがコントラストとして際立って、お母さまとしては気がかりでいらっしゃるようでした。

ところが、ある日突然のことでした。

「先生!たったある日突然のことでした2日でお指しゃぶり完全に卒業できたんです!」とお母さま。

おしゃぶり指にごく簡単にライオンの絵を描いて「噛み噛みしたらライオンさん痛くて泣いちゃうね」とイメージ設定してあげたところ、「ライオンさんかわいそう!」とお指しゃぶりをぴたりと卒業したのだそうです。

ライオンの絵は半日ほどですっかり消えてしまったそうですが、そこにライオンさんがいるというイメージは鮮やかにYちゃんの中に残り、「ライオンさんのために、お指しゃぶり卒業する!」と誰に注意されたからというわけではない自らの意志で、見事、お指しゃぶりを卒業したのでしょう。

Yちゃんには情緒豊かなすばらしい七田っ子のお兄ちゃんがいて、教室での兄妹の会話の端々から優しさとワクワクが垣間見られるのですが、七田を本当に理解してくださっているお父さまお母さまと、家族みんなでイメージの世界をどんどん広げて、二人ともどんどんなりたい自分になっていくんだろうな、と眩しく思った出来事でした。

七田式葛西教室 植村先生より

2017.12.03

自信にあふれる生き生きとした子どもたちの顔

年少クラスの成長は素晴らしいです。

4月にスタートした年少さん。

初めての幼稚園生活が始まり、環境の変化に疲れて眠くなる子、機嫌が悪くなる子、興奮してじっとできない子、ママにべったりになる子など、様々です。

お母さまたちから「今までできていたことができなくなった。大丈夫でしょうか」と不安の声が出ました。

そこでお母さまたちに今この時期のお子さまがどのような状態かをお話ししイメージしていただきました。

「まず、4月は初めて親元から離れて新しい環境で、精一杯がんばっていること、だからこそ家に帰ってくると甘えたくなる。家で十分甘えられるとまた幼稚園でしっかりと頑張れる。その繰り返しで体力と精神面が成長します。だから今、頑張っているお子さまをしっかりと認めて受け入れてあげると個人差は多少ありますが、何か月かすると今まで通りにできるようになりますよ。」とお伝えしました。

それから数か月、今の年少さんは、ほとんどの生徒さんが、集中してしっかりとレッスンを受けることができています。

しっかりとお子さまを受け入れてくださり、じっくりと見守ってくださっているお母さまたちが本当に素晴らしいです。

椅子に座りしっかりレッスンを受けているわが子を見ているお母さまたちのうれしそうなお顔とその愛情に包まれて、見守ってもらっている安心感からくる自信にあふれる生き生きとした子どもたちの顔が、とても素敵です。

これからの皆さんの成長が楽しみです。

 

七田式葛西教室 瀬尾先生より

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