Monthly Archives: 1月 2018
認めて誉めて愛して育てる!
いつもニコニコ笑顔で教室にやってくるSちゃん。
歌が大好きでリズムをとりながら楽しんでくれます。
ところがあの日だけはどうしても調子が悪く、カードに集中出来ない、大好きな歌でさえ楽しめていませんでした。
そのうちにお母さまと衝突してしまい泣き出してしまいました。
レッスン後に少しだけお母さまとお話しましたが、その日はお母さまの体調が優れず、他にもお悩みがあったらしく、どうしても笑顔になることが出来ていませんでした。
そんなお母さまの様子をひしひしと感じて不安定になってしまったんですね、Sちゃんは。
しかし1週間後、親子でニコニコ笑顔で教室にいらっしゃいました。
レッスン中も親子でニコニコ。
いつもは少しだけやる暗唱もたっぷり、大きな声で!
二人とも嬉しそう。
私もとても嬉しかったです。
伺ったところ、お母さまはとても反省したらしく今の自分とSちゃんをそのまま受けとめて大切にしようと思ったそうです。
素晴らしいことですね。
子どもを認めて誉めて愛したいなら、自分自身も認めて誉めて愛さなければいけないのですね。
まだまだ若いお母さまに教えられました。
そして子どもの感受性の高さにも改めて驚かされました。
きっと子どもたちは親だけでなく私たち講師のことも見て感じているはず。
薄っぺらい気持ちはすぐに見破られますね。
せっかく楽しみにレッスンに来てくれる子どもたちに全身全霊で向かっていこうと再認識しました。
気付かせて下さったSちゃんとお母さまに感謝です。
ありがとうございます。
七田式千葉駅前教室 伊藤先生より
どんどん英語が出始めています!
いつも可愛らしい1~2歳クラスのTちゃん。
春頃はまだまだ赤ちゃんの可愛らさで日本語も少しずつ出始めているところでしたが、もうすぐ妹が出来るからか、最近なんだかちょっとお姉さんになってきました。
そしてどんどん英語が出始めています!
レッスンの中で色を皆で答えるフラッシュカードがあります。
私が
「What colour is this?」と聞くとみんな元気に答えてくれます。
「Orange!!」
「Blue!!」
「Green!!」みんな我れ先にと、どんどん答えてくれます。
でもTちゃんには得意な色があります。
それは紫色です。
Tちゃんが答えてくれる時、先生は毎回キュンとしてしまいます。
何故かというと、紫色のカードが出るまでソワソワしながら待っているのです!
そしていざ紫色が出ると、一番に大きな声で、とても綺麗な発音で
「Purple!!」と言ってくれるのです。
「Very good, Tちゃん!」と褒めたあとに見せてくれる照れ笑いでさらにまたキュン!
次はどんなキュンをくれるのでしょうか。
今からとても楽しみです。
七田式葛西教室 武井先生より
七田は特別な時間
小2のEちゃん。
絵のセンスが抜群で数々の賞を取っています。
イメージを絵で表現するのも上手で、クラスの他の生徒さん達にもとてもいい刺激になっています。
人間学の時もキラリと光るとても素敵な言葉がポンポン飛び出てきてクラス全体をいい空気で満たしてくれる、多才なお子様です。
ところが…暗唱でちょっとつまずいてしまったり、初めて出てきたところがわかりずらかったりすると、途端にグズグズに…見かねたお母さまが、
「そんなに辛いのだったら七田を辞めようかと思います。」とお申し出されました。
ここは、Eちゃんが乗り越えなくてはならない大事なところ、辞めては何も解決しないと思い、
「Eちゃんは、レッスン中ずっとグスグスしている訳ではありません。キラキラ輝いているところ、やる気満々なところ、集中しているところと沢山あります。是非レッスンをご覧になって下さい。」とお母さまにお伝えしました。
そして、次のレッスンを見学に来ていただくことになりました。
レッスン当日、お母さまと教室に入って来たEちゃん。
「これが最後のチャンス」とボソッと言ったのでギョッとして「えっ?」と聞き返しました。
ところが言葉を発した感じとは裏腹に、なんだか引き締まったいい表情。
レッスン中もいつにも増して素晴らしい集中で、キラリと光るEちゃん節も健在でした。
最初心配そうだったお母さまの表情も、だんだん安堵の笑みに変わらてきました。
わからなくて涙ぐんでいた単位換算も「よし!」の掛け声と共にスラスラと取り組んでいるではありませんか!
思わずお母さまとめを見合わせてしまいました。
「実は家で何回も頑張ってやっていました。」と、お母さま。
レッスン後、Eちゃんに
「どうして、今日はこんなにがんばれたのかな?」と聞くと
「だって…」と言ったまま言いあぐねているのを、お母さまが引き取って
「辞めたくない一心だったのでしょうね。1週間こんなに頑張っている姿を初めて見ました。この子にとって七田は特別なんですね。」
晴れ晴れとした笑顔で帰って行くEちゃんとお母さまを見送りながら、
子どもが成長する節目に立ち会えたことに深く感謝致しました。
時に子ども達はもがきながら、涙を流しながら大きく成長していきます。
それに寄り添い心を砕きながらお母さま方も迷われる事も多々あり、それは我が子を思うが故、当然の事です。
そんな時、私たち講師は、そこに寄り添いながら、今ここだけではない子ども達の未来をしっかりと見据えていく責任を改めて深く感じました。
七田式葛西教室 武藤先生より
優しさを感じ、素直に感謝できる子ども達
小学3年生のクラスのみんなは、幼児クラスから七田にかよってくださっている七田っ子たち!
とても心根がやさしく、芯の強い子どもたちです。
先日、マス計算の苦手なMちゃんが、レッスン中に急に「私、計算にがて…」と、ポツリと言いました。
するとDくんが「にがてって言わなければいいんだよ!できるって思えばいいんだよ」と優しく、明るく話しかけました。
「ううん、無理。そんなの思えない…」とMちゃん。
Dくんはそれ以上はなにも言わず、温かい目で「大丈夫だよ」と小さな声で呟きました。
まるで、Mちゃんを優しく励ますように。
そしてマス計算が始まりました。
Mちゃんは自信が持てず、ポロポロ泣き出しました。
隣で計算し終えたAちゃん。
ずっと隣の席でMちゃんを気にかけてあげてました。
計算の時間が終わると、涙するMちゃんに何か声をかけてあげてました。
計算用紙を集める時に
「Mちゃん、よく頑張ったね」と声をかけると、Mちゃんが
「みんな、ありがと」とポツリ。
「次も頑張る」と。
するとDくんもAちゃんも、そして静かに見守ってくれていたKくんも、ほんわか、いい顔(^^)
強すぎる励ましでもなく、見放すこともせず、ただひたすら、自分のやり方で仲間に寄り添う子どもたちの優しさ。
そしてその優しさを感じ、素直に感謝できるMちゃん。
彼らの素晴らしい成長を感じ、心の底からぽかぽか温かい幸せな気分になりました。
ありがとう。
七田式新浦安教室 木内先生より
悔しさと達成感~七田の暗唱~
ご家庭での暗唱やプリント学習が習慣化され、一週間頑張ってきた暗唱をみんなの前で発表する事をとても楽しんでいる年長さんクラス。
その中でも毎週、必ず頑張ってきた課題を発表してくれるMくん。
今回は、継続して頑張っているコマージェリー。
発表前から「先生ー!30秒で言えると思うから計って下さい!」っと。
自信満々な様子から一生懸命練習してきた様子が伺えたので、Mくんのペースでスタートして貰ったのですが、タイムを計ってる事を意識し過ぎてしまい、お家での成果が残念ながら発揮出来ませんでした。
レッスンが終わりふとM君を見ると、悔しくて声を出さずに涙してるM君の姿が目に入り、思わず駆け寄って抱き締めずにはいられませんでした。
「悔しいよね!悔しいよね!悔しくて涙が出るなんてすごく素敵な事だよ!!先生はそんなM君最高に素敵だと思うよ!」っと、思わず私の心も熱くなってしまい、抱き締め背中をさすりながらずっとそんな言葉を掛けていました。
翌週、早めにレッスンにきたM君の目の輝きを見て頑張ってきた様子が伺えたので「M君、バッチリ?」と戯けた姿で聞いたら「うん!!」っと。
私までがわくわくドキドキです。
ストップウォッチで計り終え「28秒ー!」っと伝えた瞬間「やったぁー!」と一週間前の涙が嘘の様に、大きな声を上げて喜ぶ姿を見て、M君の心の成長を一緒に喜び分かち合う事が出来、かけがえのない時間を共有させて頂けてとても幸せな気持ちでいっぱいになりました。
七田式船橋駅前教室 吉野先生より