Monthly Archives: 12月 2019
お兄さん お姉さんになるための練習
土曜日の朝一番に行うEクラスでは、お兄さん・お姉さんになるための練習を始めました。
母子分離で行うクラスに向けて、教材の出し入れやレッスン準備を子どもたち自身に行ってもらえるように練習中です。
どのような準備をしてもらうのかというと、具体的には、レッスンプリントや暗唱の本を自分で出し、使う順番に重ねておくことと、使い終わったものは次々にその教材の山の一番下にしまうことです。
最初は、机の上に置きっぱなしになる教材が気になって触ってしまったりレッスンに集中できない生徒さんたち。
新しいことを始めたのですからできなくて当たり前です。
でも週を重ねるうちに、だんだんと、できるようになってきました。
今では、私が「はい、お片づけ」の声をかける前から、きちんとお片づけをして「先生、できた!」と声をかけてくれます。
お母様・お父様方も、その嬉しい変化には驚いていらっしゃいます。
ひとつずつ、できるようになることが増えて行くことが、毎週のレッスンでの1番の喜びです。
七田式新浦安教室 木土先生より
七田の講師をしていてよかったこと
土曜日、2歳児さんクラスは、1歳の時から担当している持ち上がりクラスです。
みんな成長したなぁと思うのは、1歳の時は、お父さん、お母さんにぴったりくっついていたり、2歳になったばかりの頃は、イヤイヤ期で落ち着かなかったりしていたのに、8月のお盆休み前には、レッスンを始める前に、お名前を呼ぶと一人でトコトコ歩いてきて、ハグしに来てくれるようになって、今は、全員とハグしてから、レッスンを始めるようになったこと。
お友達でごった返しているロビーでも、自分のクラスの子が来ると、きちんとわかって、手を繋いで嬉しそうにしている姿を見せてくれるようになったこと。
レッスンを始めると、しっかり座っていられるようになったこと、ご挨拶が上手にできるようになって、きちんとお椅子をテーブルに入れられるようになったこと。
自己紹介の時きちんと手をあげたり、はい、と、お返事が出来るようになったことなど、また、お取り組みのお道具を、優しく上手に返してくれるようになったことなど、挙げたらきりがない程です。
七田式の講師をしていて良かった!
と感動出来ることは、どんな子も、その子のペースで確実に成長している姿を目の当たりに出来ることです。
どの子も可愛くて仕方がないですが、自分が担当している子ども達には、いつも、ダイレクトに、感動をもらっています。
私は、今年は、1歳児、2歳児、4歳児、6歳児、小学一年生、二年生、そして赤ちゃんクラスを担当していますが、
色々な学年の子供達と関わる事で、将来どんなふうに成長するか、把握でき、今この年齢で、この取り組みをするのは将来のこの学年に来たときに、こんなに花ひらく為の取り組みなんだと、確信を持ちながらレッスンが出来るので、楽しいです。
成長した、元気な、子ども達と会えることを楽しみにしています。
七田式津田沼教室 笠原先生より
学習の習慣
夏休み期間中は下のお子様のレッスンに、普段幼稚園や小学校に行っているお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒についていらっしゃいます。
お母さんと弟くんや妹ちゃんがレッスンに入っている間、ロビーで終わるのを待っています。
お教室にある本を読んでいたり、お家から持ってきた塗り絵をしていたり、時には先生とお話したり、お勉強していたり、と過ごし方はそれぞれです。
千葉駅前教室に通っている小学生クラスの生徒さんはとっても勉強熱心で、待ち時間に宿題に取り組んでいる子も多いです。
こちらが声をかけるのをためらうくらい集中していたかと思えば、取り組んだ成果を自慢げに見せてくれる姿はとても可愛らしいなと思います。
ある日のT君は妹のNちゃんがお母様とレッスンに入っている間、小学生クラスのテキストに取り組んでいました。
妹ちゃんがレッスンを行っている50分間、ずっとテキストとにらめっこをして、おとなしく待っていました。
そろそろレッスンが終わるころ、T君に「たくさんお勉強できた?」と聞きました。するとT君は、今日頑張ったところを一生懸命見せてくれました。
「すごいね!たくさんお勉強したね。」と言うと、誇らしげにニコッと笑いました。
その後、レッスンが終わったお母さんと妹ちゃんに「お兄ちゃんは今日、とっても頑張っていたよ。お兄ちゃんすごいね!」と伝えると、恥ずかしがり屋のNちゃんが嬉しそうに微笑みながら、お母様にぎゅっと抱きついていました。
その姿がとても印象的でした。
コツコツ勉強する習慣が身についているT君はとても立派だと思います。
七田式千葉駅前教室 加藤先生より
自分が自分らしく、そしてみんな幸せに
「今日、すごく嫌なことあった!」教室に入って来るなり5年生のFちゃんが憮然とした表情で言いました。
「何があったの?」と聞くと、お友達の自転車が倒れそれを自分のせいにされてしまったとのこと。
やってもいないことを決めつけられとても悔しかったのでしょう。
涙ぐんでいました。
「そう、それは辛かったね」と言うと、堰を切ったようにいきさつを話してくれました。
それを聞いていたMちゃん「それ、すごくやだよね。」とすかさず共感し、「私も一方的に言われたことあるよ。」とMちゃんの経験を話してくれました。
するとRくんも、Tくんも「ある!ある!」そこで「そういう時、みんなはどうするの?」と聞くと「自分のこと、ちゃんと話してそれでもわかってくれなかったら放っておく」「無視する」「違う友達と遊ぶ」「先生やお母さんに相談する」などなど口々に自分経験や対応を話してくれました。
みんなの話を聞いていたFちゃんはだんだん表情が柔らかくなってきました。
そしてTくんの「そういう時は「はひふへほ~(ばいきんまんの真似)って言っておけばいいんだよ」の言葉にみんな大爆笑。
一気に空気が明るくなりました。
「みんなは、お友達との関係でどうあったらいいと思う?」と聞くと「そりゃ、みんなと仲良くしたいっすよ」とRくん。
Mちゃんも「仲良くしたいし、みんなで楽しくしたい。」
「でも難しい」とFちゃん。
「みんなと仲良くできたらいいけど、それは理想であって、自分は自分でいるしかない。」とTくん。
「自分が自分らしくいて、なおかつみんなが楽しく幸せになれる方法あるかな?」と聞くと
「それ難しい~」「無理!無理!」いつもはとても前向きなのに、みんなそれぞれ悩みながら考えていることがよく伺える言葉でした。
そこで、「七田先生はあるって言ってたよ!」と言うと「えっ!教えて!」みんなとても真剣な表情でした。
「そういう時はみんなが幸せになるイメージをするといいんだよ。」と言うと、「意地悪されてるのに無理!」とFちゃん。
「そうだね。なかなか難しいよね。でもみんなはイメージするの得意でしょ。何度も何度もイメージするときっとできるよ!」みんな食い入るような目で真剣に聞いています。
「相手がいなくなればいいと思ってもそれは叶わないけど、幸せを願うと必ず叶うよ。今までもそう言う先輩たちいっぱいいたよ!?」と言うとみんなの目が更にキラキラしてきました。
その後のイメージトレーニングの後、Tくんが「あ~久々にしっかりイメトレした。スッキリした!」
それはよかった!えっ?でも久々って
どう言うこと?
七田式葛西教室 武藤先生より
日々の習慣化が子どもの自信に
今回は、生徒さんの初めての暗唱を見届けられたステキなお話をさせて頂きます。
幼児クラスに通うJ君は、目が合うとニコニコしながらもお母様の陰に隠れてしまうくらい、恥ずかしがり屋さんな3歳児さんです。
幼児クラスでは、3歳を迎える学年の生徒さんからご家庭で練習されてきた暗唱に取り組んでいただいています。
こんなに小さなお子さんなので、「出来なくても大丈夫!」「いつか出来るようになる!」という気持ちで見守っていますが、お教室で暗唱を発表するという取り組みに慣れ、習慣化して頂く一歩として、講師から「暗唱してみようか!」のお声がけは毎週するようにしています。
お母様からは、「家ではあいうえおを言ったりしてるんです!」と伺っていたので、ある日のレッスン終了後、先生と一緒にひらがな言ってみようか!と何気なく声をかけたところ、ひらがな表に目を向けて「あいうえ…」と小さなかわいいお声で暗唱をし始めたJ君。
まだまだ言えなくてもいい!と思っていただけに驚きと感動が一気に押し寄せてきました。
小さくて可愛いと思っていたJ君が急にお兄ちゃんに見え、その成長ぶりに感慨ひとしおの瞬間でした。
間違いなく一つの大きなステップを上がったJ君。
これからしっかりと力をつけていくでしょう。
そして、いつも温かく見守ってくださるお母様。
レッスンやおうちでのサポートありがとうございます。
これからのJ君の成長が益々楽しみです!
七田式 葛西教室 吉野先生より