Monthly Archives: 2月 2022
みるみるといつもの逞しいKくんの表情に変わった瞬間
新型コロナウィルスが猛威をふるっていた頃、私達の教室でも、日々通ってくださる全ての方々が安心して来れますように、日々、除菌や三密をさけるなどの対策をして参りました。
今回のエピソードは、子供達なりに「コロナ」というものとどの様に向き合っているのかが良くわかる、レッスン内で起きた出来事をご紹介したいと思います。
年中クラスさんは、まだまだお父さん・お母さんと一緒にいたい時期、涙を我慢しながらレッスンに入ってくる子もちらほらおりましたが、密になってしまうのを避ける為、母子分離の徹底のご協力をお願いしておりました。
Kくんはとってもおしゃべり好きな、元気いっぱいの男の子です。
Kくんには約1ヶ月前に妹が出来て、お兄ちゃんになったばかりです。
お母様が里帰りをされており、お教室にはお父様が毎週連れてきて下さいました。
お父さんと別れる時は寂しくなってしまい、お父さんのお洋服をひっぱって「行っちゃやだー!」のアピールにお父様もとても困られてるご様子でした。
あの手この手でお父さんと離れたくないKくんに、私も他の講師も声がけをしてきましたが、やはり大好きなパパとは離れたくない!という気持ちと戦っておりました。
Kくんが笑ってくれる日が来るにはどうしたら良いか日々模索していた中、強いものが大好きなKくんなら「やっつける!!」いう言葉が響くのでは?と思いつき「敵はコロナ!コロナをやっつけろ!」のスローガンを考えつきました。
Kくんに伝わって欲しい!の思いを込めて「お父さんやお母さん達がお教室にいると、コロナにうつってしまうかもしれないからみんなのお父さんやお母さんは入れないんだよ。コロナをお友達とみんなでやっつけようよ!!」と声をかけました。
すると、今までのKくんの悲しげな顔つきが嘘のように、みるみるといつもの逞しいKくんの表情に変わった瞬間を見る事が出来ました。
私とKくんとの会話の全てを聞いていたクラスのみんな、Yくんも「ぼくもやっつけるー!」と言ってくれました。
クラス全体が一体感に包まれているのを感じ、私からみんなへ「じゃあ、コロナをやっつける為にはみんなはどうしたらいいと思う?」の質問を投げかけました。
すると、年中クラスとは思えないほど全員が一斉に「手を洗う!」「消毒する!」「マスクする!」「手をいっぱい洗う!」「うがいをする!」なかには「パンチをする!!」と可愛らしい答えも。
5名みんなが真っ直ぐの瞳で自分の思った意見をしっかリ発表してくれたのです!
まさかのみんなからの言葉にビックリしていた所、Mちゃんが突然「じゃあコロナをやっつけられる人がここにいるんだね!!」と迷いのない言葉がMちゃんから発せられ、更に感動で胸がいっぱいになりました。
今ではお部屋に入ると、お父さんに「バイバイ!またあとでねー!」と言えるまで心も大きく成長する事ができたKくん、以前のような親子の嬉しそうなプラスの言葉に溢れている空間に、幸せを感じている今日この頃です。
七田式 葛西教室 船橋駅前教室 津田沼教室 千葉駅前教室 新浦安教室 吉野先生より
胎教コースは、上の子の赤ちゃん返りにも効果あり
Hちゃんは、2歳になる前に妹のNちゃんが生まれて、お姉ちゃんになりました。
この歳でお姉ちゃんになると、今まで自分だけのママだったのが、急にママを妹にとられて、赤ちゃん返りをしてしまう事が多いです。
でも、Hちゃんは違いました。
お母さまは、胎教も受講して、Hちゃんがスムーズにお姉ちゃんになれるお勉強もされて、Hちゃんと一緒に赤ちゃんを迎える準備をされたのです。
だから、お母さまが出産で入院した時も、全くぐずらず、お利口さんで、お家でママを待っていたそうです。
すごいですね。
お母さまの愛情をしっかり受け取っているからなのでしょう。
そして、今では、お母さまが赤ちゃんにおっぱいをあげる時は、自分もママになった気分なのでしょうか、お母さまの隣に座り、自分の膝の上に授乳クッションをおいて、大好きなアンパンマンのお人形におっぱいをあげるまねをするそうです。
その話を聞いただけで、Hちゃんが妹のNちゃんを、とても大好きなのがわかります。
そして、小さなお母さんになったHちゃんのかわいい姿が目に浮かびます。
Hちゃんもまだ小さくて、本当なら、自分もおっぱいを飲みたいと甘えてもいい歳なのに、すっかりお姉ちゃんですね。
お姉ちゃんというより、ママと同じ気持ちで、一緒に赤ちゃんをかわいがっているのがよくわかります。
お母さまが、お姉ちゃんのHちゃんにも、妹のNちゃんにもたっぷりの愛情をそそいで育児されてるからなのでしょうね。
HちゃんもNちゃんも愛情たっぷり受けて、とっても仲の良い姉妹になるのでしょうね。
七田式船橋駅前、津田沼、葛西、新浦安、千葉駅前教室 塩川先生より
とても感性豊かな男の子
幼児のレッスンでは毎週最初に自己紹介と簡単な質問に応えてもらいます。
今週の年少さんへの質問は『好きな場所はどこですか』でした。
女の子は「ディズニーランド」だったり、男の子は「公園」と言う応えが多かったなか、一人の男の子が
「お布団」とにこにこしながら応えてくれました。
「えっ??」
それを後ろで聞いていたお母さまはびっくり。
「布団??公園じゃないの?なんで?」
かなり驚かれた様子で質問が止まりません。
「だって、だってさあ~布団の中はあったかいもん。布団から出るとき寒いもん。」
「あ~」
周りのお母さま達も声を上げ頷き納得。
とても感性豊かな男の子。
皆んなでほっこりしたレッスンとなりました。
七田式船橋駅前教室、葛西、千葉駅前、津田沼、新浦安教室 佐野先生より
志の高さ、その志を成すために何をどうしたらいいか考える力~卒業生編~
先日、大学4年生になった卒業生Aちゃんが教室にお母様と一緒に就職の内定が決まり無事に内定式終わったとご報告に来てくださいました。
私にとってはAちゃんが七田を卒業なさってから初めての再会となり、ご成長した姿を見ただけで感激でした。
Aちゃんは大学で語学や国際関係を学び、コロナ前は海外でボランティアなどの活動をしていらしたそうです。
そこで様々な状況に置かれている方々を見て教育の重要性を実感し、またコロナにより海外で活動をする機会が減ってしまったこともあり、国内の教育業界での就活をなさったそうです。
ですがなかなか「この会社!」と思う会社に出会えずにいたところ、お母様のアドバイスでお二人で知育玩具や育児本の沢山置いてある書店に行きリサーチをなさったそうです。
するとそこには「七田」の物が沢山あり、「あっ、これも七田、あれも七田!」となり「七田なんてどう?」と2人の意見が一致。
早速、七田本部の新卒の求人がないか調べたところ、やはり縁があったのでしょう!
しっかり新卒の求人が出ていたそうです。
「もうこれはやるしかない!」とそこからは急展開。
もちろん七田本部以外の会社にもエントリーシートは送ります。
他社のシートの記入はなかなか捗らない状態だったそうですが、七田のシートには思いが溢れ、まるでラブレターを書いているようだったとおっしゃっていました。
面接でも面接官が意地悪な質問をすることもなく、いい所を見てくれて
「○○さんはここがいいですね」などとコメントをもらい、
「やはり七田だ!」と思ったそうです。
他社の面接官の「粗を探すぞ!」と言うようなマイナスな雰囲気は皆無で七田の良さを実感したともおっしゃっていました。
そして七田本部より見事内定を獲得なさいました。
おめでとうございます!
しかし七田本部の所在地は島根。
今までAちゃんとは縁ある土地ではなく不安はないのかなと思いましたが、ご本人は
「今すぐにでもスタートしたい!楽しみで仕方がない!」とのこと。
頼もしい限りです。
今回Aちゃんにお会いしてまず感じたのは寺下聖子先生の言葉をお借りすると
「純度の高さ」でした。
志の高さ、その志を成すために何をどうしたらいいか考える力に驚かされました。
多くの方はそのあたりがぼんやりとしていることもあるかと思いますが、七田っ子の凄さを改めて感じました。
Aちゃんの姿が神々しくも感じた再会でした。
七田の講師としては保護者様には
「何ができた、何ができない」
など目の前のことばかりではなく、Aちゃんのような将来のお子様の姿をイメージして教室に通っていただけるようお話ができたらと思っています。
七田本部にAちゃんがいてくれることを我々も頼もしく思いながらこれからもレッスンに臨みたいと思います。
七田式船橋駅前教室、津田沼、葛西、新浦安、千葉駅前教室 石原先生より