今の世の中は「感覚」よりも「意識」で生きている人が多すぎる…
先日、著名な作家であり医学者でもある方がテレビで新著について話をされているのを見ました。
今の世の中は「感覚」よりも「意識」で生きている人が多すぎる、と。
意識だけで物事を捉えると「無駄」か「無駄ではない」かで判断しがちで、無駄なものは全て排除しようとする、というのです。
子どもは元来、感覚や感性を目一杯発揮して、その中で様々なことを体得するのに、親が
「そんな暇があったら勉強しなさい」とその感覚を潰そうとしてしまう、と。
大人として親として、そして講師としても心にズンと響きました。
七田式教育は五感を使うこと、感性を育むことをとても大切にしています。
実際、生徒さんたちは「効率」や「無駄」といった言葉など考えずに、たとえ遠回りに思えるやり方でも素直な感性に従って多くのことを吸収しているように思うのです。
その子どもらしさ、感性のみずみずしさに時に圧倒されます。
そんな時私は、自分は「答えはひとつ」と考え、そしてその答えへの「近道」を教えようとしているのではないか、と自問しては反省します。
七田式に通うお子様は五感を使って表現をするのがとても上手です。
赤ちゃんの頃から「意識」せずにやってきているからなのでしょうね。
その素晴らしい感性がこれからの人生を豊かにしてくれることでしょう。
子供たちの成長を見ていくのがとても楽しみです!
七田式葛西教室 斎藤先生より
心の中がピッカピカなRちゃん
小学校4年生のRちゃんは、とてもおしとやかで、笑顔が、かわいい女の子です。
今、中学生のお兄ちゃんも小さい時から七田に通って下さっていました。
お兄ちゃんは本が大好きで、とても物知りでした。
話していて、好きな事がでてくると、大人でも知らないような事をどんどん教えてくれて、話がとまらないような知識が豊富なお兄ちゃんでした。
幼稚園の頃のRちゃんは、そんなお兄ちゃんとは、違って物静かで、
「Rちゃん、こんにちは」
というと、にこっとわらって、ペコッとあたまをさげて。
お母さまの後ろに隠れてしまうかわいい女の子でした。
でも、その頃から、とてもおしゃれで、いつも素敵な帽子をかぶって、かわいいお洋服を着ているので、お母さまに
「いつも素敵なお洋服を着ていますね。」
というと、
「毎日、自分で着る服も帽子も、全部自分で決めて着ているんですよ。」
と言われてとても驚きました。
その時は、まだ幼稚園の年少さんでしたが、とてもセンスがいいんです。
4年生になった今も、自分でお洋服を選んでいるそうです。
今は、Rちゃん、とても活発になり、学校であった事や、お友達と遊んだ事など、とてもわかりやすく、楽しそうにお話ししてくれます。
それに、Rちゃんは、レッスン中も自分のやる事もしっかりやったうえで、クラスのみんなのことも、とてもよくみていてくれます。
誰かが「消しゴム忘れた」と言うと、すかさず
「貸してあげるよ」と、さっと消しゴムを貸してあげたり。
テキストで魚の絵が出てきた時、
「なんていう名前の魚だろう?」
と言っても、だれもこの魚の名前を知らなかったのですが、A君が
「これは、フエダイだよ」とボソッと言ったら、またRちゃんが
「えー、そんな魚の名前を知ってるなんて、すごいね!」とすかさずA君をほめてくれました。
また、ある時は、レッスンが始まる前に、だれかが「この席いや!」と言ったら、次々みんなが
「ぼくもいや!」「私もいや!」と、ひとつの席だけ、だれも座ってくれなくなってしまったのです。
その様子を見ていたRちゃんは、
「私は、その席でもいいよ。」と、さっと来て座ってくれました。
私はその時、そんな優しいRちゃんが、キラキラ輝いて見えました。
Rちゃんは、外見も素敵ですが、心の中もピッカピカなんです。
Rちゃんは、字もとてもきれいで、ていねいに書きます。
また、バイオリンやバレエも習って頑張っています。
心がピカピカでがんばり屋さんのRちゃん、
将来は、デザイナーになるのかな?
それともバレリーナ?
バイオリニスト?
それとも、大好きなお相撲に関する仕事かもしれないですね!
たくさんの事に興味を持って、とても頑張っているRちゃんの将来が、とても楽しみです。
七田式 船橋駅前教室 塩川先生より
講師は1人1人の個性を見出すプロです
葛西教室で1歳児クラスさんを担当させて頂いております。
新クラスがスタートしてから早いもので約半年が経とうとしています。
クラスには様々な個性を存分に発揮してくれている沢山のお友達がいます。
お母様のお膝にちょこんとお座りしながらじーっとまっすぐな大きな瞳でレッスンを見てくれているMちゃん。
ハイハイのスピードが毎週会うたびに速くなっていくSくん。
講師である私がご挨拶に行くと、お母様の抱っこ紐の中から身を乗り出して喜んでくれるHくん。
しっかりと10本の足の指に力を入れて、しっかりと立ち止まっていられる様になったDくん。
レッスンの中で、お名前を呼ばれた際には「ハーイ!」としっかりお手手を挙げてくれるYちゃん。
そして、ひとつの取り組みが終わる度に、使った教材を両方のおててを使いながら、みんながどうぞで返してくれる様になりました。
とっても可愛らしく、たくさんの可能性に満ちた生徒さん達と会えるのを毎週心待ちにしています。
みんなの成長を間近で見る事が出来て、感動の日々です。
七田式 葛西教室 吉野先生より
教室には子ども達の素敵な作品がたくさん
お絵かきが大好きなAちゃん。
レッスン開始時間より早めに来室して、いつも時間を持て余しているので
「時間があるなら、お絵かきする?」
と、問いかけると二つ返事で駆け寄ってきます。
動物が好きなようで、たくさんの動物の絵を描いて持ってきてくれます。
千葉駅前教室では、エレベーターホールと教室前の廊下に、生徒さんの作品を掲示しています。
絵や作文、自由研究や切り絵など様々な作品を貼りだしています。
もちろんAちゃんの作品も飾っております。
ぜひ、千葉駅前教室にご来室した際には、お子様方の作品をご覧いただければと思います。
どれもとっても素敵な作品ばかりで、掲示するのが楽しみです。
小学生の作成する調べもの学習のクイズは、大人でも十分楽しめるのでぜひ読んでみてください。
七田式千葉駅前教室 加藤先生より
子どもの個性を尊重して、育児書通りに行かなくても、大丈夫!
お母さんが大好きで、かなりの人見知りなR君。
少しの時間もお母さんから離れることができません。
入室して約半年、お母さんから離れてよちよち歩きをロビーでするようになりました。
ここに至るまで、お母さんは、一苦労。
私も講師として、面談をしたり、お電話で相談にのったりと、かかわらせていただきました。
長期休みが明けての久しぶりのレッスン。
R君がお教室を忘れてまた、人見知りが始まらないか心配でしたが、ロビーでニコニコお母さんと一緒にお待ちいただいていました。
「R君!久しぶり。元気だった?」ジッと私を見つめているR君。
すると、お母様が、
「元気でした!でも、私の方が早く先生に会いたくて今日を楽しみにしていました!」
という嬉しいお言葉をいただきました。
入室したばかりの時は、お母様も、とても緊張していらして、生真面目に、とても生真面目に、こうでなくては、育児書通りではない。
何故やっているのに、結果が出ないのか?
と、初めてのお子さんということもあり、型にはまった考えから、抜け出せず、四苦八苦していました。
それが、今では、R君の個性を尊重して、多少育児書通りに行かなくても、大丈夫!
子どもの才能と、可能性を信じる力がついてきました。
R君も、まだまだお母さんから離れることは難しいですが、泣く時間は短くなりました。
レッスンでは、積極的に取り組みが出来、すくすく、一歩一歩成長しています。
これからの成長を見守るのが楽しみです。
お母さんと一緒に、悩みに共感しながら、お子さんの成長は、お母さんと講師の成長だと心がけ、楽しくレッスンして行きたいと思います。
津田沼教室 笠原先生より