嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事
年長さんクラスの子どもたち。
右脳を使ったイメージ・記憶の取組や、ちえ・もじ・かずの取組、いろんなことが上手にできるようになりました。
それらを人前で披露すること主張することも自然体にできるようになりました。
小さな成功体験を積みかさね、少しずつ確かに高まった自己肯定感は「もっと!」というレッスンに対する意欲にあらわれます。
ある日、全員で漢字を音読みで読み上げていく取組の際、Lくんの意欲が走り出してしまいました。
みんなが声をそろえて音読みを進める中、Lくんはどんどんどんどん早口になり、戸惑ったみんなはペースを維持して音読みを続けながらもキョロキョロと互いに顔を見合わせています。
その時です。
隣の席のTくんがL君の背中に手を置き、トン・トン・トン・トンと、いつもの音読みのペースでリズムをとりはじめました。
Lくんははっとした表情で口を閉じTくんを見つめました。
Tくんは変わらず漢字表に目を落としながら、いつものペースで音読みを続けています。
その間も、Tくんの手はLくんの背中でリズムを刻んでいます。
「いつもの、このリズムでいいんだよ」という無言のメッセージ
を受け取ったLくんは、また漢字表に目をやり、みんなのペースに合流して音読みを再開しました。
なんてスマートなふるまいのできる子どもたちなんだろう。
なんて素直な子どもたちなんだろう。
なんて七田らしい子どもたちなんだろう。
驚きと嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事でした。
七田式葛西教室 植村先生より
心が温かくなる子どもたち
ある日の幼児英語のクラス、2歳のSちゃんと、同じく2歳のHちゃん、5歳のHちゃんのお兄ちゃんがいるクラスです。
2歳児と言えば所謂「イヤイヤ期」。
いつも盛り上がる楽しいクラスなので途中まで皆で元気にレッスンをしていましたが、だんだんHちゃんの雲行きが怪しくなり・・・
遂にやりたくないと、ワンワンと泣き始めてしまいました。
私はHちゃんのことを気にかけつつもレッスンを進行するのに必死になってしまっていました。
すると、隣に座っていたSちゃんが、Hちゃんの肩に手を置き顔を覗き込んで
「大丈夫?」と声をかけているかのような仕草をするのです。
私は、Sちゃんはなんて優しい子なんだ、と感激しました。
Sちゃんのお母様も「あら~」と驚いた様子でした。
しかしSちゃんがHちゃんを気にかけたのは一瞬で、すぐに椅子に座り直り目はカードに。
レッスンに集中モードに戻っていきました。
その後レッスンも無事に終わり、Sちゃんに帰り際
「HちゃんにSee you言った?」と言うと、
「See you」と言って、Hちゃんにギュッとハグをして帰っていきました。
Sちゃんは、最後までHちゃんが泣いていたから気になっていたのでしょう。
そして元気になって欲しくてギュッと抱きしめたのかな。
私は、2人の姿を見て、心が温かくなりました。
七田式新浦安教室 渋谷先生より
七田式は子育ての道しるべ
「七田式は、私達夫婦の道しるべなのです。」
先日、面談にいらした保護者の方から、そのようなお言葉をいただきました。
とても利発で、楽しくレッスンに通ってくれている、Y君。
しかし、お家ではお母様を困らせてしまう事もあり、そのような時、どのようにお子さんと向き合ったらよいか、悩む事もあったそうです。
七田式のレッスンに通うようになって、
「そうだったんだ。」と、目から鱗が落ちるかのように、今まで疑問に思っていた事が、色々わかってきたと、おっしゃいました。
また、もやもやとした霧が晴れるかのように、最近気持ちがスッキリとし、お子様に向き合うようになったとおっしゃいました。
キラキラとした目でお話している保護者様を見て、少しでもお手伝いできたらと、改めて思いました。
七田式船橋駅前教室 富安先生より
潜在意識は起きている!
0才から1才クラスに3月生まれの3人のお友達が入ってきました。
3人ともベビーコースからすぐ入室されたお子さまです。
いつもにこにこY君、活発で早く立ちたいM君、そしておっとり可愛いKちゃん。
既に1才になったHちゃんとMちゃんのクラスに仲間入りです。
この時期は一日一日の成長が著しくかなりの差はありますが、皆キチンとレッスンを受けます。
百玉そろばんやカードを真剣に見て、鈴やトライアングルの音に耳を傾け、そしてお歌で手足をバタバタさせ、積み木やパズルなどの取り組みにチャレンジします。
いつも楽しく一生懸命ですが、眠くなることもあります。
とても穏やかでやさしい空気のなか気持ちよくなってしまうのでしょうか。
でも
「お耳は聞こえているので大丈夫ですよ」
とお伝えすると、お母さまたちはやさしく耳元でお話しながら参加してくださいます。
そんなお母さまたちの子育てのお手伝いが出来ることにとても幸せを感じています。
七田式船橋駅前教室 倉内先生より
信頼関係が大切!
面談の時期になりました。
Rちゃんは、4月生まれで、クラスでもお姉さん。
クラスを引っ張っていく存在感のあるお子さんです。
最近では、2歳に近づくからか、好奇心が大いに芽生えレッスン中に座っていることが難しくなってきたことが、お母様のお悩みでした。
色々とお話しを聞かせていただき半年後の目標や、日々の過ごし方についてなど、ゆっくりお話し出来ました。
そのためお母様との信頼関係もよりしっかりとできました。
すると、今まで一人でトコトコ歩きながら私たちの様子を見ていたRちゃんが、ニコニコしながら私に向かい歩き始めたのです。
思わず両手を広げると、腕の中に飛び込んできてくれたので、ギューっと抱きしめました。
すると嬉しそうに小さな手で、私を掴んでくれるのです!
天にも登るような喜びを感じた瞬間でした!
「Rちゃん、先生にギューさせてくれてありがとう!」
子どもとの距離を縮めようと、たくさん褒めて、良いところをいっぱい見つけようと努力してきたつもりですが、ママとの距離感も、子気づきをくれました。
まだまだ身につけるべきことはたくさんありますが、1日1日を大切に、勉強させていただきながら、保護者様にも、子ども達にも信頼していただける講師に成長したいと、強く思いました。
Rちゃんの小さな手に勇気をもらいました。
七田式津田沼教室 笠原先生より