葛西教室
お友達と刺激し合える七田英語
平日夕方の英語クラスは主に、保育園幼稚園帰りや学校帰りの生徒さんが参加されています。
ただ、英語クラスは年齢が違っても同じクラスでレッスンできるので、小さなお子さんが混じることもしばしば。
葛西教室のとあるクラスでは、幼稚園保育園児4~5歳の元気盛りの男の子3人の中に紅一点、2歳の可愛い可愛いプリンセスが一緒にレッスンしています。
ある日のレッスンでのこと。
男の子たちはいつも通り元気いっぱい!
ひとりが何かすればもうひとりが真似をし、お互いにくっくっく、と笑ってはおふざけ絶好調。
何度か釘をさしつつレッスンをしていると、2歳のSちゃんがニコニコと笑顔を浮かべながら、お兄ちゃんたちの真似をし始めました。
お母様は苦笑い、これはどうしようかと私が思った瞬間、男の子たちがハッとした表情を見せ、「まずいな…」とでも言うような顔をしたのです。
そして誰からともなく少しずつトーンダウン。
最後は前を向いて静かになりました。
その光景だけでも心温まる思いだったのですが、レッスン終盤にいつものようにアルファベットフォニックスを始めた時です。
英語で「一緒に言おうね!」と呼びかけてフラッシュカードをめくり始めたところ、2歳のプリンセスSちゃんがお兄ちゃんたちに負けじと可愛い声でフォニックスを言い始めました!
男の子たちも更に負けじとせっせとフォニックスを言い続け…全員大きな声でたくさんのフォニックスを言うことができたのです。
私はこの一回のレッスンの中でたくさんのことを学ばせてもらいました。
お子さんたちは同い年の友達や少し年上のお子さんの真似をして、色々なことを覚えます。
もちろん悪いことも真似します。
でも、それに気づいたお兄ちゃんたちが自制できたこと、そしてフォニックスの合唱のように、良いこともとてもとても大きな刺激を受けて出来るようになっていくんですね。
T君、S君、カッコいいところを見せてくれてありがとう!
小さなSちゃん、フォニックスすごく上手に言えましたね!
とっても嬉しく誇らしかったよ!
七田式 葛西教室 斎藤先生より
自分を信じる力
小学生のクラスにはいつもESPにかなりの力を注いでいるAくんがいます。
AくんはいつもESPになると36回手を擦り、頭でイメージしながらカードを選びます。
当たる確率は5回中3回ほど。
それでもとてもすごいけれど先日、木内先生のGood&Newの中にあった、
「“できるできる、できちゃった”と言ってやってみると出来ちゃうみたいだよ。」
と伝えると、すぐにそれを実行に移しました。
「半信半疑ではなく、自分を信じてね!」
と伝え、手を擦り、イメージし、できちゃったと言葉を言い、引いてみると
「当たった!!!」
一回、また一回と次々当たり、なんと5回連続当たり!
自分で「すげー!!」と大興奮でした。
それから毎週のレッスンで同じようにやっていますが、5回ともは中々上手くはいきません。
それでも自分にはできる、自分でやれるんだと自信を持てたことは、かなりの成長だと感じました。
その力はきっと自分のため、他人のために使って大きな人間になるんだと楽しみにしています。
七田式葛西教室 渡部先生より
助け合う子ども達
4月から新しいクラスになって早11ヶ月経ちました。
後半スタートして、みんなそれぞれ先生にもクラスメートにも慣れてきたところだと思います。
私の担当している英語の小学生コース3、4年目のクラスですが、みんなが通っている小学校での学年もちょうど真ん中の3、4年生ということもあってそれぞれ個性的ですが、団体行動もきちんとできるようになってきています。
おしゃべり好きなR君、レッスン中も色々お話ししたくなって学校であったことなどつい話してしまう時があります。
もちろん先生にも注意されるのですが、それ以上にYちゃんに一言、
「お話しはレッスン終わってからにしてくれないと先に進めないし、みんなにも迷惑かけるよ。」
と言われる方がキリッとします。
学校でもクラス委員を任されて責任感の強いYちゃん、厳しく叱るばかりではありません。
怒られたR君はきちんと宿題もやってきて、小学生英語コースの暗唱は量も多く大変なのですが、毎週目標を決めてしっかりやっています。
それを知っているYちゃんは
「R君は本当に真面目に宿題も暗唱もやっているよね、そこは本当に偉いと思うよ!」と必ずフォローをします。
褒められたR君はとても嬉しそうです。
一頃ツンデレと言う言葉が流行りましたが、まさに2人の関係はそんなところかな。
とレッスンをしながら微笑ましく見ています。
他のクラスメートも四年生は三年生がわからないところを今ここをやっているんだよと教えてあげたり、スペルはこうだよと教えてあげたりしています。
おかげで三年生もスピード感あるレッスンにだいぶ慣れてきました。
思えば今せっせとお世話をしている四年目の生徒達も昨年は教えてもらっていたんだな。
良い先輩がいると何も言わなくても自然と助けてあげられるようになるんだと、この良い連鎖が続くといいなと思いました。
七田式葛西教室 村瀬先生より
思いやりの心が育つ教育
年少前のCクラスでのこと。
お振替でいらしたMちゃん、お教室の入り口からご機嫌斜め。
お母さまに伺うと、乗りたかったオレンジ色の電車じゃなかったところからご機嫌悪くなってしまったとのこと。
何度かお振替にいらしていて、いつも元気いっぱい楽しそうにレッスン受けて下さっていますが、その日は珍しく大泣きでお教室になかなかは入れませんでした。
レッスン開始時間になり、「泣いてても大丈夫ですからお入り下さい」と申し上げましたが、お母さまがお気遣い下さり、お教室のドアの外で落ち着くまでなだめようと抱っこして下さっていました。
教材をお渡ししたりMちゃんの気持ちが向くように働きかけましたが、そうすぐには切り替わらず、ドアを開けたままにしてもMちゃんが閉めてしまったり…
すると、いつものように楽しそうにオープニングの取り組みをしていたTくん、ふと立ち上がると、ドアを開け心配そうにMちゃんを見上げていました。
すかさず、Sくんもドアを全開にし、まるで招き入れるかのように手を差し伸べました。
もう1人のSくんもとても優しい笑顔でニコニコ。
するとSちゃん、まだちょっとグスグスでしたがお教室に入ることが出来ました!
Tくんも2人のSくんもこんな時あったね。
そんなお子様達がこんなにカッコいい行動をするようになり、2歳3歳のお子様でもこんなに暖かい思いやりを示す事が出来る様になります。
その後、気分転換にと順番を変えて、体操を先にロビーで行った時、まだお母さまにしがみついていたMちゃんが2巡目で前に出てきてくれた時.、順番だったSくん、自ら動かす順番を譲ってくれました。
Mちゃんが参加してくれた時の3人の男の子の表情のなんと暖かいこと!
自分の気持ちを納めて参加してくれたMちゃんの表情も徐々に変わってきて…その後のレッスンもお教室で頑張りました。
この時期のお子様達は、ほんのちょっとしたことでお母さまの手を煩わせる事も多々あります。
お母さまにとっては、お時間をやりくりして下さっている中、お辛い事も多いと思います。でも、お子さまは、そういった経験の中から数々のことを学んでいます。
人を思いやる気持ちも自分が経験しているからこそ育っていくのかもしれません。
どんなにグチャグチャな時でも、子どもが育っていく上で無駄なことは一つもないのだと改めて実感しました。
素晴らしい感動を本当にありがとうございます。
七田式葛西教室 武藤先生より
読み聞かせマラソン
お子様に読書習慣をつけ、本を通してお子様とのコミュニケーションを深め、本が大好きになってもらう為の取り組みとして、毎年「読み聞かせマラソン」というイベントを行っています。
このイベントでは、各学年ごとに読んだ冊数によって決められた級があり、より多く読んだ生徒さんには園長賞という特別な賞がもらえる事になっています。
この園長賞を貰うことを励みに、毎年読み聞かせマラソンを楽しみにしてる小学生のお母様から伺ったお話です。
「まずは読書マラソンを取り組む前に、1ヶ月間で何冊読むか!何級を目指すか!まずは目標数を立ててから取り組みます。」
「目標数が決まったらそれを30日間で割ると、1日何冊読めば目標数に達する事が出来るか明確にわかります。」
「目標を立てた事で、月の半分辺りでまだ少ししか読めてない場合、再度計算してあとどの位で目標に達するかを自分で判断します。」
「このイベントの趣旨とは異なりますが毎年子供自身に任せて、目標設定→実行という取り組み方をしています。」とのお話でした。
小学生ともなると、帰宅後習い事や宿題などやる事が沢山ある中で、ゆっくり読書をする時間を捻出する事はとても難しいとは思います。
それなのに、自分で決めた目標に向けて励む志しには脱帽です!!
読み聞かせマラソンを通じて、本との触れ合いだけではなく、お子様自身が様々な事を学んでいるんですね。
新たな学びをさせて頂きました。
今年も園長賞のメダルを首に下げて、達成出来た喜びでニコニコのYちゃんの姿が今から先生の目に浮かんでいますよ。
七田式葛西教室 吉野先生より