Monthly Archives: 1月 2020
解らないことを質問できる
年長さんのY君のレッスンは、ちょっと時間が遅いこともあり、お一人になってしまうことが多いです。
もともとちょっと甘えん坊のY君。
4月最初は寂しそうだったY君ですが、最近ではすっかり慣れて、テキストの準備や文字もきれいに書けるようになってきました。
実は一人の日は、ちょっとお行儀が悪くて、椅子に座っていられない日もあるのですが、たまにお友達と一緒になった日は、ものすごく優等生になってしまうのです。
しかし、何といっても一番の進歩は、レッスンの最中に、解らないことを質問できるようになったことだと思います。
七田のレッスンは全体的にスピードが速いので、解らなくても言い出せなければ、答え合わせをして解ったつもりになってしまうこともあります。
勿論、スパイラル学習で何度も繰り返し取り組むので、課題を理解できないまま終える生徒さんはほとんどいませんが、今のY君の場合は、解らないことをすぐに質問することができます。
そして、その質問がとっても良い質問の仕方なのです。
ちょっと独り言風ではあるのですが、「ここまでわかったけど、これが解らないなぁ?」理解しているところは、ちゃんと説明でき、解らないポイントを明確に伝えてくれます。
解らない所が本人の中でちゃんと把握できているので、指導者が少しのヒントを上げれば、「あ、わかった!」
と、答えを導く方法が浮かんでくるようです。
そして、解らない、と質問できた問題は、次回以降絶対に間違えません。
たった一言のここ解らない、と質問できることが、内容理解を深めているのです。
大事なのは、これを一人の時だけではなく、お友達と一緒の時もできるようになったことです。
引っ込み思案で甘えん坊、と紹介された4月当初と、表向きはそんなに変わっていないように見えますが、内面は大きく成長しています。
解らないことは、悪いことではない。
出来ないことも怖くない。
でも、解らないことが理解できた時は嬉しい。
出来なかったことが出来るようになるのは楽しい。
Y君はこの半年のレッスンで、学ぶ喜び、を手に入れてくれたのかな、と思います。
このまま、勉強が楽しいまま、小学校に進んでもらいたい、と願うばかりです。
七田式津田沼教室 清水先生より
小さな自信の積み重ねが大きな成長に
先日、振り替えでレッスンにやってきたSちゃん。
年中さんの、とても恥ずかしがりやさんな女の子です。
去年、レッスンを担当していた頃は、恥ずかしくてお名前カードももじもじしてなかなか上手に言えなかったのですが、もうすっかりお姉さんになりましたね。
先生の目を見て言える様になりました。
レッスン中の取り組みも、いつもと違うお友達とのレッスンになるのですが、ESPもバッチリ!
漢字カルタもパーフェクト!
恥ずかしがることなく元気に楽しくレッスンしている様子を見て彼女の成長を感じてとても嬉しくなりました。
レッスン終わってからの暗唱の時間には、更に驚きと感動がありました。
「振替だけど、暗唱トライできるのある?」と聞きましたら、「ある。」との事。
お母さまからも驚きの言葉をいただきました。
「昨日、和田先生のレッスンに行くから、と話したら、『和田先生に暗唱聞いて貰うんだ!』と言って、頑張って練習してきたんです!!」と。
なんとも嬉しいお言葉です。
そして、その言葉通りにしっかりと準備してきた暗唱は、どれもスラスラと、自信に満ちた顔でまっすぐ発表してくれました。
出来た顔の清々しいこと!
私やお母さまにもとても嬉しい笑顔なのは勿論ですが、Sちゃんにとっても大きな自信になって積み重なっていきますね。
これからも、楽しみですね。
七田式新浦安教室 和田先生より
「先生のことも、僕大好き。」といつも言ってくれます。
3歳児クラスのKくんは、素直な優しい男の子です。
レッスンでは、百玉算盤をやりますが、Kくんは、百玉算盤を見ると、いつも「わあー。」と、大きな声で感動してくれます。
また、七田のクラスではいつも、瞑想の時間があります。
部屋の電気を消して、暗くし、深呼吸をした後、暗示を入れていくのです。
みんなが愛されていること、今日のレッスンが頭にスイスイ入っていくこと、大きくなったら、世の中の役に立つ人になることを話します。
その導入部で、「みんな、今日は、教室に来てくれて、どうもありがとう。先生は、みんなに会えてとっても嬉しいです。みんなのお父さんとお母さんは、みんなのことが大好きだよ。」と、
話していくのですが、その時に、Kくんが、「先生のことも、僕大好き。」と、いつも言ってくれます。
そこで、お母様たちも、「こうちゃーん。素直ー。」と、にっこりされ、クラスの雰囲気が良くなり、レッスンが続いていきます。
きっとKくんは、ご両親に「大好き、大好き。」と言われて大きくなったのでしょうね。
先日のレッスンでも、また暗示の場面で、Kくんが、「先生、大好き~!」と、言ってくれました。
他の生徒も、「先生、大好き~」と、口々に言ってくれました。
Kくんの愛がみんなにも、その連鎖を作ったようでした。
七田式新浦安教室 佐々木先生より
子どもの成長から親は学びます
年少クラスのMちゃん。
つぶらな瞳をくりくりキラキラさせてお母さまとレッスンに来てくださっています。
七田のレッスンは50分間という限られた時間でたくさんのお取組をするのでお父さまお母さまにサポートしていただきながらレッスンを進めていきます。
速いスピードで本を読むお取組では、文章を指追いするお手伝いをしていただいたり、12個の積木を1個ずつ例示通りに積んでいくお取組では、手が止まってしまった時に「次はここよ」とヒントを出していただいたり。
普段お仕事でお忙しいお母さまがMちゃんのためだけにお手伝いしてくれる、ほめてくれる、はげましてくれる。
Mちゃんにとってレッスンはお母さまとの大切なデートの時間でもあるんです。
ある日、Mちゃんをレッスンに連れてきてくださったのはお父さまでした。
お父さまはお母さまほどレッスンお取組サポートの詳細をご存じないですし、何よりお忙しく、レッスン中もスマートフォンを閉じることができません。
Mちゃん、はじめは「ねえパパここ手伝って、一緒にやって」とパパをつついていましたが、やがて、意を決したように、前だけを見て自分の力だけでお取組にあたりはじめました。
表情や姿勢があきらかにきりっと変化して、いつもならお母さまにお手伝いしていただいていたことも「自分でやる」意志をもってがんばりました。
このMちゃんの変化にお父さまも気づかれたようです。
レッスンにお父さまがいらっしゃる回数は増え、視線はMちゃんの後ろ姿や机上の様子を見守ってくださることが増えました。
Mちゃんの成長に、秘めていた強さにはっとさせられた出来事でした。
七田式葛西教室 植村先生より
この子知らない間に分数覚えちゃったみたいなんです
「この子知らない間に分数覚えちゃったみたいなんです」
新浦安教室の年少クラスのLちゃんは、幼稚園に行って、そして弟が生まれて、今年度メキメキ成長している可愛い女の子です。
Lちゃんは、小さい頃から周りをよく見れるお子様で、そして何気なくかけているCDやお母様の話もよく聞いているお子さんでした。
お母さんが驚かれたのは、先日おやつの時間のこと。
おやつに出てきたケーキを見ながら「これは4分の1、この大きさだと8分の1…」と話していたそうです!
「いろんなところで見たり聞いたりしたことが、この子の中でいろいろ知識になってるんですね。びっくりしました!」と、お母様も大変喜んだ様子でお話しくださいました。
日頃レッスンの中で行っている取り組みも、通っているお子様たちにとっては、楽しい遊びの1つなのかもしれないなと、そしてやはり七田の取り組みを楽しんでくれているLちゃんに、たくさんのことを教わりました。
来週もまたLちゃんに会えるのが楽しみです!!
七田式新浦安教室 木内先生より