Monthly Archives: 10月 2022
生きる術を身につけていく子どもたち
小学生クラスのK君。
今年になってますます、優しさに磨きがかかっています。
レッスンで「霊しいを磨くことば」をやっていると、とても大人っぽい意見を言ってくれます。
ある日のレッスンで、目が見えない人が横断歩道を渡れないでいる時、あなたならどうしますか?といった質問がありました。
ほとんどの生徒さんは、信号が変わったことを教えてあげる。
手を引いて連れて行く。
など、みんな優しさ全開で答えてくれます。
しかし、K君は少し違う意見です。
その人がもし、悪い人である可能性もある。
と、言うのです。
今の時代を象徴しているなと思いながら、話を聞きました。
目が見えないふりをして近づいてくる人もいると、学校とか、ご家庭でも教えられているのかもしれません。
では、どうしたらいいでしょか?と問いかけると、「お友達と一緒に声をかけて、本当に目が見えない人だったら、助けます。もし悪い人だったら、1人ではないので、友達と協力して逃げることができる。1人では逃げられないかもしれないので。」と。
[完璧な答えでした。
まだまだ幼さも感じる小学生ですが、いろいろなことを感じながら、生きる術を身に付けていることが感じられて、感動の1日でした。
七田式千葉駅前、葛西、新浦安、船橋駅前、津田沼教室 戸梶先生より
しっかり心が育っています
レッスン後の子育て講座のわずかな時間のこと。
年中クラスのA君が水色の折り紙を取り出して 角と角をピッとあわせ、しゅーっと人差し指で丁寧にアイロンをかけている姿が目にはいりました。
子育て講座が10分程で終了した時、「先生!ハイ!できた!」と、丁寧に折れた鶴を差し出してくれました。
この短い時間に、鶴と蛙を織り上げたA君、とっても素晴らしい!
早速、ロビーのショーケースに展示させていただきました。
少し前に、指先の巧緻性のお取り組みで蛇腹折りがありました。
その時に、年長クラスになると鶴を折りますとお話ししたら、「先生!僕、鶴、折れるんだよ!」と得意げな様子で話してくれました。
「すごいね!今度、見せてね!」の言葉を忘れずにいてくれたA君。
嬉しさで一杯になりました。
複雑で難しい鶴を黙々織り上げる集中力、角と角がピッとあっている完成度、巧緻性の高さが伺えます。
レッスン中は、お友達の様子に敏感に反応して、優しく手助けするA君。
しっかり心が育っています。
毎週、暗唱も頑張っています。
着実に力がついてきています。
お仕事でお忙しいお母様のご努力に頭のさがる思いです。
「先生、こんにちは~」と、A君の元気な声に、私の心もワクワクします。
今週も楽しいレッスンしようね!
七田式葛西,千葉駅前,船橋駅前,津田沼,新浦安教室 湯川先生より
『勉強ができるだけの子を育ててはならない。世の中に貢献できる子を育てるのが七田式教育である』
半年に一度、保護者さまと担当講師で面談をします。
ご家庭でのご様子を伺ったり、保護者さまのご相談を伺います。
ご家庭での微笑ましいご様子を伺ったり、保護者さまが試行錯誤されているご様子など、お教室での様子とは一味違ったお話で盛り上がります。
そんな面談での一幕です。
年長さんのAちゃんは、0歳からおばあちゃまと通室されています。
Aちゃんのお母様もおじさまも、七田っ子です。
おばあちゃまとの面談の際、嬉しいお話を聞かせていただきました。
Aちゃんのお母様もおじさまも、やりたい仕事をできているのは、七田式のおかげだと、話してくださいました。
世のため人のために役に立つ仕事につき、向上心を持ち、努力し続けられる力は、七田式で培ったものだと、お話してくださいました。
そして、おばあちゃま自身の記憶力や発想力も、七田式で鍛えられた、とお話してくださいました。
七田式の創設者である七田眞先生は、『勉強ができるだけの子を育ててはならない。世の中に貢献できる子を育てるのが七田式教育である』と言われていました。
まさしく、Aちゃんのお母様もおじさまも、七田眞先生の目指された七田っ子として、活躍なさっています。
きっと、Aちゃんもステキな七田っ子として活躍してくれることでしょう。
七田式津田沼・葛西・新浦安・船橋駅前・千葉駅前教室 稲冨先生より
「できる、できる、できた!」を育てる教室
私どもの教室では今年の夏もインスタグラムにて2回目の暗唱動画まつりが行われています。
日頃の暗唱の成果を動画で披露していただいています。
ご自宅ではなかなか動画を撮れなかったり、様々なご事情で応募が難しい生徒さんもいらっしゃいます。
そこで担当の先生に上手に暗唱を発表しているまさにその時に、「今がチャンス!」と教室で動画を撮らせていただいた生徒さんもいらっしゃいます。
急な動画撮りのお願いにもかかわらず皆様、ご協力ありがとうございました!
しかもどの生徒さんもイキイキと暗唱してくださいました。
2歳のAちゃんは口の筋肉をフル稼働させて動画を嫌がることもなくスラスラと古典を暗唱してくれました。
本当に可愛い!
そして年長の男の子はノリノリで掛け算九九を発表。
ピカピカの笑顔でした。
小学生のちょっとお兄さんの男の子も「Bくんならできる!」と英語の単語暗唱をその場でお願いしてみると、「やってみようかな」と果敢に挑戦!
そしてバッチリな出来栄えでし!
今回驚いたのは暗唱ができる力ももちろんですが、どの生徒さんも素晴らしい対応能力を持っていること。
「え!今から動画撮るの?」と思ったでしょうに、そんなことを全く感じさせない堂々とした暗唱でした。
これも日頃から保護者様が素晴らしい働きかけをなさっていて、お子様方がしっかり「自分はできる!」と自己肯定感を育てていらっしゃる証拠だなと実感しました。
毎回のレッスンでの暗唱発表もそんな「できる、できる、できた!」を育てる場になるよう努めていきたいと思います。
七田式船橋駅前、津田沼、葛西、新浦安、千葉駅前教室 石原先生より
むずかしいことなんてないよ!みんなできるよ!
年少さんから年長さんは、レッスンプリントの一番最初のページが、迷路からはじまっています。
毎週たのしい迷路が、プリントの表紙のようになっていて、早く取り組みたくてみんな本当に楽しみにしています。
そしてゴールすると、「できた!」ととても誇らしげな表情です。
ある日も、年中クラスのみんなは、幅が狭くなって複雑だけれどカラフルで楽しそうな迷路を楽しんでいました。
「よーいドン」と始めましたが、その迷路にはみんなちょっと苦戦していました。
段々、「むずかしいなぁ」「ゴールできないかも」という発言が小さな声で出てきました。
すると…「むずかしいことなんてないよ、みんな出来るよ!」とAくんが大きな声でクラスの仲間に向かって言いました。
先にゴールしていたAくんがかけてくれた言葉で、みんな真剣に迷路に取り組みはじめました。
ピピピ…とタイマーが鳴って1分を知らせた時には、みんな”精一杯頑張ったね!”とお互い顔を見合わせました。
仲間の言葉に反応して、寄り添うことができる、すばらしい七田っ子に感動をもらいました。
七田式千葉駅前,葛西,新浦安,船橋駅前,津田沼教室 黒沢先生より