小学1年生クラスのKちゃんとUちゃん。

二人共タイプは違えども、とても利発でかわいくて、おしゃまな女の子です。

Kちゃんはマイペースで、じっくりと自分の考えを納得の行くまで考えたいタイプ。

Uちゃんは直感で状況を理解し、要領良くこなして行くタイプ。

二人揃ってのレッスンはいろんな意見が溢れ出て、先生もレッスンをしててとっても楽しいです。

でも、そんな生き生きした姿で居られるのも、すべてお母様の存在だとつくづく思った事がありました。

新年度Kちゃんのお母様は出産の為母親講座に出られず、ときどきお祖母様が一緒に出て頂いたものの、調べノートの説明の時はUちゃんのお母様にKちゃんの分も一緒に面倒をみてもらう等、Kちゃんはレッスン内容をお母様に説明出来ずの日々。

それに対してUちゃんの方はお母様が、母親講座に出て、説明を聞いてるので、親子のコミュニケーションと、目標意識がきちんとしててレッスンに対しても前向き、意欲的。

Kちゃんは「いろいろ我慢してるんだから!」と言って愚痴をこぼしながらの日々でした。

そんな中ついにKちゃんのお母様、母親講座に参加出来るようになり、親子のコミュニケーションがとれた途端、目の色が変わり意欲的。

その反対にUちゃんのお母様は来ません。

その途端Uちゃん落ち着きなくなり、レッスン中文句ばかり、集中出来ず教室の外に出て遊び出しました。

この態度に思わずキツく注意をすると更にふてくされ、外に出て小さく縮こまりカラに閉じこもってしまいました。

いつものUちゃんの様子違う!

何か起きたと心配するとお母様が、最後にいらして「腰を痛めて動けず、母親講座に出られなくてすみません。」でした。

状況を理解出来た私は思わずUちゃんを抱きしめ、「お母様の体の具合が悪くて、寂しかったんだね。だったらいっぱいお手伝いをして、お母様を喜ばしてね。」と言うと深くうなづいてくれました。

母の愛情の影響は本当に大きく、子供は愛を自分のエネルギーとして生きてる母子一体感の深さを改めて感じました。母の愛は偉大です。

七田式 船橋駅前教室 中山先生より