小学生になると「しらべ学習」がはじまります。

自分でテーマをきめて、本やインターネット等で調べて、A4サイズの用紙1枚にまとめて、レッスンで発表します。

発表の最後にテーマにそったクイズをクラスのみんなに出題します。

このクイズを考えるのがみんな大好き。

かんたんに解答されないクイズ、正解に驚きの声があがるようなクイズ、うまいクイズを出題しようと、工夫をこらします。

ある日の小学1年生クラス、ある女の子のはじめてのしらべ学習発表です。

緊張のあまり笑顔もぎこちなく、声も震え、もじもじしてしまいます。

先生にお手伝いされつつ何とか発表して、さあ、いよいよクイズです!

なんともかわいいクイズでした。

3択でしたが、正解は①しかないよ①にきまってるでしょあたりまえ…全員が①に手を挙げたその時。

「ぼく②かなと思う!だってそういうこともあるかもしれないし。」

Kくんがひとり②に手を挙げました。

では正解は?…①でした!

Kくんはずっこけてみせ、みんな大笑い。

大笑いしながら、Kくんの優しいサービス精神にココロの中で『ありがとう』でした。

文武両道で最近は将棋に夢中のKくん、もちろん正解は①と解っていました。

でも、あの女の子は緊張にふるえながらはじめての発表をして、「みんな盛り上がるかな?」一生懸命に考えてきたクイズをドキドキしながら出した。

あの女の子とクラスのみんなを盛り上げなくちゃ!

素敵な助け舟をだしてくれたのでした。

この感性!この優しさ!この判断力!このセンス!

やっぱり七田の小学生いいなすごいなありがたいな、感謝でいっぱいの先生でした。

七田式葛西教室・千葉駅前教室・津田沼教室・新浦安教室・船橋駅前教室 植村先生より