最近しちだっ子になったばかりの年少クラスのYくんは、まだまだ恥ずかしくて、お母様に隠れてしまいます。

レッスンの最初に一人一人が自己紹介発表をします。Y君は自分の番になると、目をかたく閉じてところてんのように椅子からずるずると落ちてしまい、お母様がなんとか座らせようと工夫されています。

その様子を見た同じクラスのお友達は「秘密なのかな?」「もう少し待ってあげよう。」「大丈夫だよ。」とニコニコしながら優しくYくんの様子を見守っています。こういうわけでY君はお母様のお膝の上でレッスンを受けてくれています。

レッスン後に私から「ひらがな五十音の読みやってみようよ!」とちょっと強引に誘ってみました。小さな挑戦をして自信を持ってもらいたかったのです。するとY君はその場でひらがな五十音を全てすらすらと読んでしまいました。「合格です!」と私が言うと、その様子を見ていたクラスのお友達とお母様とお父様が「すごーい!!」と歓声を上げていました。Y君は歓声に少し驚いている様子で、お母様はとても嬉しそうに微笑んでいました。暗唱チャレンジブックにシールとスタンプを押しました。

暗唱を成功させたお友達を見て、歓声を上げて認めて褒めることができるこのクラスの親子の心の美しさを誇らしく思いました。素晴らしいです!だからこそ、こども達も「かっこいいな!自分もやってみたい!」と励みにしてくれるのです。

暗唱は絶対にやらなくてはいけないことではありませんが、時間に余裕のある幼児期が最高のタイミングです。

親子で楽しんで取り組んで欲しいと思います。

七田式葛西,新浦安,船橋駅前,津田沼,千葉駅前教室 橋本先生より