七田っ子の活躍
褒めてもらえたのが嬉しくて・・・
「やったー!」私は心の中で叫んだ。
恥ずかしがり屋のSちゃんが、英語の歌を歌ってくれたのだ。
暗唱の時間が来ると、みんな待ち切れないかのように、手を高々と上げて、我先にと暗唱してくれるのだが、1人俯向きかげんにお母さんの膝の上にいるSちゃん。
その日はいつもと違って、暗唱の時間になると、お母さんのお膝から椅子に座り、じっと私を見つめた。
「暗唱する?」と私が聞くと、こくりと頷いた。
そして英語の歌を歌い始めた。
「Sちゃん。すごい上手に歌えるね。」と感心していると、ニコッと微笑んだ。
お母様もそんなSちゃんの様子に、「とっても上手に歌えたねー。」と、頭をくしゃくしゃっと撫でてあげた。
もっと嬉しい事には、次の週にSちゃんは、また英語の歌を歌ってくれた。
それも今度は可愛らしいジェスチャーつきだった。
前の週に褒めてもらえたのが嬉しくて、お家でたくさん練習してきたそうだ。
こんな風に、日々、お子さん達の成長を目の当たりにして最近思うのは、一歩一歩、少しの成長をよく見て上げて、感動し、褒めてあげる親御さんのお子さんは、弾けるような成長をきっと見せてくれるに違いない、ということだ。
七田式葛西教室 富安先生より
単語力だけでなく英会話力も身につく七田英語
kid英語クラス年長のHくんは天真爛漫で何事にもやる気の溢れる生徒さんです。
ご家族もとても協力的でいつもHくんのサポートを積極的にやってくださいます。
先日ご家族で成田空港そばのホテルにHくんの誕生日祝いにお泊まりしたときの話をお母さまがとても嬉しそうに、そして少し興奮ぎみに教えてくださいました。
楽しいお誕生日の翌朝、ホテルで朝食を取っていました。
近くのテーブルにとある航空会社の副操縦士さんがいたそうです。
Hくん、戸惑いながらも勇気を出して声をかけにいきました。
副操縦士さんの質問にさっと答えることが出来たHくんに、きっと副操縦士さんもこの子は英語が話せると思ったのでしょう、たくさんの質問をしてくださったのだそうです。
すべての質問に答えられたHくんですが、なぜ彼は「副」操縦士だとわかったのでしょうか?
操縦士ではなく。。。
「copilot」という単語を理解できたからなのですね。
Hくんの底力を見せつけられた思いがしました。
毎日の積み重ねは必ず実を結ぶということです。
単語力だけでなく英会話力も知らぬうちに身に付けています。
素晴らしいことです。
この話はここでは終わりません。
外国の方と会話しただけでHくんは満足しませんでした。
悔しい思いをしたそうです。
それは、質問には答えることが出来たけれど自分から質問することが出来なかったから。
次の機会では必ず自分から質問するぞ!と固く心に誓ったHくんに拍手喝采です。
子供たちは目には見えませんが日々成長しています。
それに遭遇したときの感動は何物にも代えがたいはず。
Hくんのお母さまの興奮がとても理解できます。
次はどんな感動と興奮を私たち大人に与えてくれるのでしょうか。
考えるだけでワクワクが止まりません!!!
七田式千葉駅前教室 伊藤先生より
1歳でお手伝いもできちゃう♪
7月に1才になったばかりのYくん。
1才になったばかりですが、いつも、元気に教室を走り回っています。
10か月で体験レッスンを受けに来てくれた時から、上手にしっかり歩いたり、走り回っていて、私たちスタッフや回りのお母さま方はビックリしていました。
歩き始めたのが早いだけでなく、とても運動神経が良く、どんなところにも、怖がらずに登っていったり、もぐっていったりします。
この間は、平均台にも、横から登っていってしまいました。
私は、びっくりして「あっ!」っと大きな声を出してしまいました。
すると、Yくんは、私の方を見て、ニッコリ笑いました。
Yくんは、いつもニコニコ笑顔なのです。
初めて体験レッスンに来てくれた時も、初めて会う私に、ニコニコ笑顔で走って来てくれたのです。
今でも、初めて会うお友だちや、先生にも、ニコニコ笑顔で、みんなを幸せにしてくれます。
この前は、お母さまが「だめだよ」と言うのに、Yくんは、せまいところに入っていってしまい、そして、転んでおもいっきりあごをつくえにぶつけてしまいました。
「ゴン!」とすごい大きな音がして、とても痛かったと思いますが、Yくんは、痛そうな顔をしただけで、泣きませんでした。
「痛いのに、泣かなくて、つよいね!」と言うと、お母さまが、「自分が悪くて痛いときは、泣かないんですよ」と教えてくださいました。
ちゃんとがまんもできるんですね。
素晴らしいです。
最近のYくんは、お母さまの真似がとっても上手で、なんでも真似をするそうです。
中でも、お掃除が好きで、お母さまがテーブルを拭いていると、となりで上手に、テーブルを拭く真似をするそうです。
また、お母さまの使っている、長いクイックルワイパーも、Yくんは、まだとても背が小さいのに、一生懸命真似をして、長いクイックルワイパーを持って歩いていたそうです。
お母さまは、Yくん用に小さくしてあげたら、よろこんで、毎日お掃除してくれているそうです。
普通1才になったばかりでは、ひとりで歩くのもやっとなのに、クイックルワイパーを持って歩けるって、すごいですね!
そして、まだ1才になったばかりですが、ちゃんとお手伝いできるなんて、すごいですね。
おうちもとってもきれいになるでしょう。
そして、Yくんの腕も足もどんどん強くなって、体力もついて、運動神経ももっともっと、良くなりますね。
将来、どんなスポーツ選手になるのだろうと、今からとっても楽しみです。
七田式船橋駅前教室 塩川先生より
優れた創造性の基本は、優れた情報の入力と記憶
3歳のNちゃんは、ひらがな表を指差しながら、「よさぶそんのよ」「こばやしいっさのこ」「まつおばしょうのま」と、大きな声で発表してくれます。
同じく3歳のYちゃんは、「小林一茶のが好きなんだ~」と、楽しそうに俳句を暗唱してくれます。
2歳のYちゃんに好きな人を聞くと、「小林一茶」とお返事されます。
2歳や3歳の子供から、小林一茶など俳人の名前がスラスラでてくるのです。
毎回、レッスンで、俳句を読みます。
毎月配布しているCDにも俳句が入っています。
俳句のインプットができているので、自然に表現できてしまうのです。
幼稚園生になると、素敵な俳句を作れるようになります。
たくさんの俳句がインプットされているので、上手に表現することができるのです。
優れた創造性の基本は、優れた情報の入力と記憶にあります。
幼いころから無意識のうちに、子供の糧となる情報をたくさん入れてあげることが大切です。
俳句でも古典でも漢文でも、子供の好きなことすべてが、良い情報となります。
津田沼教室 稲冨先生より
少しずつ自信をつけて実力に
小学2年生のクラス。
レッスンでは、考えたり書く時間が多くあります。
男の子の多いクラスなので、分かってても書くことがめんどくさかったり、他の事に意識がいっちゃう子もいます。
速読や速聴の時間になるとやる気スイッチを切る子も。
テキストが真っ白な状態も珍しくありません。
先日速読の前に、TくんとYくんが
「えーやだーやりたくない。書きたくないー」
と言い出しました。
普段Tくんは1文字も書かない。
Yくんは3文字が限界です。
「じゃあ今日は特別に1行だけでいいよ。」
と提案しました。
3行ある文章でしたが、記憶するところを短くしました。
それでも1行書けたら普段より書いたことになります。
正直どうなるかな?とどきどきです。
「書き出しスタート!」というと彼らはスラスラ書きはじめました。
そして
「先生できた!!」と得意顔。
びっくりです。
しっかり1行書ききりました。
Yくんいわく、1行なら覚えられたそう。
全部覚えようとすると無理だと思って途中で諦めてしまうけど1行なら得意だと言いました。
彼らは書くことに自信が無かったようです。
最初から諦めていました。
しかしこの日書けたことががきっかけで次のレッスンも次の次のレッスンも、なんだかんだ言いながらも毎回1行は書けるようになりました。
自信がついたよう。
全てをやりきるのではなく、ちょっとずつでも出来るようになれば、その自信が生んでくれるものの可能性を感じた瞬間でした。
毎回皆に学ばせてもらってます。
これからもどんどん自信をつけていこうね。
七田式葛西教室 渡部先生より