早生まれの1歳児Aちゃん。

3か月前まで、お母様と毎レッスンのたびに苦笑いしていました。

最初の歌とご挨拶が終わると、お母様のおっぱいを欲しがり、満足すると眠ってしまうからです。

「どうぞ」と「ちょうだい」がとても上手なのに、もしかするとレッスンは、その最初の10分だとおもっているのではないか、と思うほど、決まって。

確かに、家ではこの時間にいつも寝ているらしく、お母様と習慣って怖いですね~、と笑っていました。

それでもお母様は諦めず、

「寝ていても耳からは先生の声が聞こえているはずだから」と、眠ってしまったAちゃんを抱き抱えて、お母様がレッスンを受けていました。

時々、お母様ご自身も

「大丈夫かしら?聞こえているかしら?」と疑心暗鬼に駆られながら、信じてAちゃんの耳元で囁くレッスン

そんな日々のある日のレッスン。

いつものように、おっぱいが終わり、

「寝ちゃうのかな?」と見ていたら、ちゃんとイスに座りました!

お母様と「おぉ!?」と目が合い、そのままレッスンを続けていると…

50分ちゃーんとレッスンを受けてくれました!

起きていたことがない=見たこともないレッスンなのに、まるで流れを知っているかのように、最後まで頑張っていました!

「諦めなくてよかったね!」とお母様の根性が勝利を納めました!

もし、お母様が諦めてお休みする等、選択していたら、また1からのスタートだったでしょうし、こんな喜びが得られる感動は味わえなかったのではないかと思います。

今やAちゃんは、一睡もすることなく、積極的にレッスンに参加していて、お母様と微笑ましく見ています。

そんな母子さんの姿を見ていて、講師の私の方も、もっともっと、成長のアドバイザーとして進化しなくては!

と、心新たになりました。

七田式津田沼教室 石上先生より